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テーマ:城跡めぐり(1258)
カテゴリ:城跡と史跡(宮崎・鹿児島編)
鹿児島から知覧に着いた時、雨が降り始めて来ました。
知覧特攻平和会館で傘を買い、その後に向かった先は知覧城です。 知覧城遠景 シラス台地の浸食谷上に築かれた南九州型城郭で、切岸状の斜面に特徴があります。 縄張図 登城道脇にある城跡碑 雨は止みつつあったものの、足元が悪い上に樹々から水滴が落ちてきました。 これまで天気にだけは恵まれてきたので、傘を差しながら登城するのは初めてのことです。 本丸に続く空堀 本丸直下の土塁 平城の近世城郭ならまだしも、中世の山城とあっては、さすがにここで諦めました。 曲輪の周囲を巡ってみると、浸食谷を活かした切岸状の土塁が続いていました。 知覧城の築城年代は不明ですが、最初に文献に登場するのは1420年のことです。 1353年に足利尊氏が、島津忠光(佐多忠光)の軍功を賞して知覧を与えて以来、知覧は佐多氏の領地となっていました。 室町時代の初めに今給黎久俊が知覧を奪取してから、島津氏との間で争いとなっていましたが、1420年に島津久豊が知覧城に入ると、再び知覧は佐多氏の領地となっています。 1591年には豊臣秀吉によって佐多氏は知覧を没収され、その間に火災で城郭は焼失しています。 日本城郭協会「続日本100名城」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022/05/02 06:16:21 AM
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