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テーマ:史跡めぐり(508)
カテゴリ:城跡と史跡(沖縄編)
琉球の聖地である「御嶽(みたき)」、各地のグスクでは必ずと言っていいほど目にしてきました。
首里城にある数々の御嶽の中でも、守礼門と観会門の間にある「園比屋武御嶽(そのひゃんうたき)」は、琉球国王が外出する時に、安全祈願を行った場所です。 園比屋武御嶽石門(国指定重要文化財) 石門は神社で言うところの拝殿にあたりますが、御嶽では本殿はなく、その後ろに広がる森が信仰対象となります。 日本様式と中国様式の合わさった琉球石灰岩の石門は、尚真王の時代の1519年に創建され、竹富島(八重山諸島)の西塘によって造られました。 1933年(昭和8年)に国宝に指定されましたが、太平洋戦争の沖縄戦で大破し、1957年の解体修理を経て、1986年に復元が完成しています。 そして2000年11月、「琉球王国のグスク及び関連遺産群」としてユネスコの世界遺産(文化遺産)にも登録されました。 「園比屋武御嶽石門」の揮毫は、平山郁夫先生によるものです。 ユネスコ世界遺産(文化遺産)「琉球王国のグスク及び関連遺産群」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017/12/18 05:30:18 PM
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