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テーマ:史跡めぐり(508)
カテゴリ:城跡と史跡(沖縄編)
「玉陵」と書いて、「たまうどぅん」と読むそうです。
(むしろ「たまうどぅん」と読んで、「玉陵」と書くのかも知れません) 玉陵碑 首里城の西隣にある玉陵は琉球国王の墓所で、ガジュマルの樹々の間を抜けた先に番所と玉陵があります。 かつては東の御番所と西の御番所が置かれ、発掘調査の結果、現在は東の御番所が復元されています。 玉陵の前門 琉球石灰岩による総石垣造りで、相方積みの石積みが見事です。 玉陵は1501年に尚真王が父の尚円王の遺骨を改葬するために築いたもので、以後は第二尚氏王統の陵墓となりました。 玉陵は東室・中室・西室の3室に分かれています。 左から東室・中室・西室(国指定重要文化財) 琉球の葬制は風葬で、遺体は中室に安置された後、王と王妃の遺骨は東室、その他の限られた王族の遺骨が西室に葬られました。 太平洋戦争の沖縄戦では大きな被害を受けましたが、戦後になって復元され、2000年に「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として、ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017/12/18 05:29:38 PM
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