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テーマ:史跡めぐり(508)
カテゴリ:海・港・岬・灯台
横浜山手には「フランス山」と呼ばれる丘陵があり、「港の見える丘公園」として整備されています。
港の見える丘公園入口 ところで「フランス山」の由来ですが、幕末の1863年まで遡ります。 1862年の生麦事件など、攘夷派による外国人襲撃が相次いだため、フランスは居留地の自国民保護と居留地防衛のため、山手居留地に海兵隊を駐屯させました。 軍隊が撤退した後、1894年にサルダの設計でフランス領事館の新築が開始され、1896年に完成しています。 1923年の関東大震災で倒壊した後に再建され、公園には今もその建物の一部が残っています。 フランス領事館跡 井戸に使われた風車 横浜港を見下ろす公園の一角には、「U・W」の旗が翻っていました。 U・W旗 国際信号では、「ご安航を祈る」の意味があります。 港の見える丘の名前の通り、横浜港大黒ふ頭とベイブリッジを眺めることができました。 昨今のクルーズ船の大型化に伴い、ベイブリッジを通れない船が増えており、やむなく大黒ふ頭に停泊するクルーズ船もあるようです。 (ちなみにレインボーブリッジはベイブリッジよりも低いため、横浜港に入港できない船は、東京港に入港することができません) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018/02/05 01:10:43 PM
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