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カテゴリ:海・港・岬・灯台
観光灯台と言えば、灯台の近くに駐車場があって、魚介料理のお店が並んでいるイメージでしょうか。
伊豆半島の最南端、石廊埼灯台でも同じような光景を想像していました。 駐車場の料金所では、「灯台へはここから山道を歩いて20分ほどかかりますが、宜しいでしょうか?」と聞かれました。 もちろん異論はないのですが、想像していた光景とは随分は違っていました。 他の観光灯台と違って、石廊埼灯台は一般公開はされていません。 石廊埼灯台 日本の灯台50選にも選ばれています。 それでも灯台ではおなじみ、燈光会の案内板が建っていました。 デザインはどの灯台も統一のようです。 石廊埼灯台は周りを断崖に囲まれており、当たり前と言えば当たり前ですが、とても見通しのいい場所にあります。 遊覧船で岬めぐりもできるようですが、この日は欠航だそうです。 南側に目を向けると、黒潮に乗ってコンテナ船が航行していました。 これから浦賀水道を通って東京湾に入る船でしょうか、何隻か船が続いていました。 灯台から先は石室神社の参道になっていて、断崖の上に拝殿がありました。 社務所もあって、宮司さんが常駐していたのは驚きです。 石室神社のさらに先、石廊埼の先端部には祠があって、熊野神社が祀られていました。 石廊崎の先端部 熊野神社の祠 石廊埼は伊豆半島の最南端の断崖上にあるものの、静岡県の最南端ではありません。 静岡県の最南端は、石廊埼の沖合9kmにある神子元島です。 神子元島と神子元島灯台 神子元島灯台も日本の灯台50選に選ばれていますが、アプローチの難しさは石廊埼灯台の比じゃないと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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