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カテゴリ:海・港・岬・灯台
東京湾に細長く突き出していて、羽田空港を離着陸する飛行機の機窓から見ると、海岸線が目立って分かりやすいのが富津岬です。
富津岬は起伏のない平坦な土地が広がっており、岬の先端部にある展望台から眺めると、その様子がよくわかります。 岬の先端部から見た内陸側(房総半島側) 東京湾には東京港・川崎港・横浜港・千葉港などの国際港に加え、軍港の横須賀港や京葉シーバースなどがあります。 これらの港に入出港する全ての大型船舶は、富津岬と観音崎の間にある「浦賀水道航路」を航行していきます。 この時はちょうど自動車運搬船が、目の前の浦賀水道航路を航行していました。 船体に「GLOVIS」と書かれており、HYUNDAI(現代)の船舶のようです。 さらに富津岬の沖合には、人工島である「第一海堡」と「第二海堡」があって、浦賀水道航路の航行をさらに複雑にしています。 第一海堡 東京湾防衛のため、1881年(明治14年)に築造が開始され、1890年に完成しました。 現在は無人島で立ち入りも禁止されていますが、かつては砲台が置かれ、太平洋戦争の終戦まで使われていたそうです。 横須賀の海岸線に目を凝らすと、東京湾唯一の自然島である猿島も見ることができました。 猿島(カメラは望遠です) 猿島にもかつては砲台が置かれていました。 晴れた冬の日などは対岸の三浦半島や富士山がよく見えるのですが、この日はあいにく霞んでしまっていました。 横浜みなとみらい21 さすがは「ランドマークタワー」とあって、いい目印になります。 久里浜の横須賀火力発電所 富津岬は何度か訪れたことがあるのですが、やはり夕暮れ時が綺麗だと思います。 展望台(2009年12月) 東京湾に沈む夕陽(2009年12月) 富津岬からの夜景も美しく、水面に浮かぶ工場の明かりが幻想的です。 「日本の白砂青松100選」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018/07/11 11:09:07 PM
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