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テーマ:城跡めぐり(1254)
カテゴリ:城跡と史跡(山梨・長野編)
諏訪市と茅野市の市境付近から見ると、金毘羅山の山腹に「上原城跡」と大きく書かれた看板がよく見えます。
比較的場所が特定しやすいのが上原城ですが、実は上原城を訪れるのは2回目で、前回の訪問はちょうど11年前の2007年8月でした。 前回は城跡の特定だけでなく、城跡へのアプローチもさほど苦労した覚えが全くないのですが、集落の中の細い道路を抜けるとさらに道は細くなり、林道のような1車線道路が続くようになりました。 「道を間違えたのかな?」と思いきや、樹林帯が切れたところでようやく「上原城跡」の看板前に到着しました。 城跡看板のある場所は「板垣平」と呼ばれ、武田信玄が諏訪頼重を滅ぼした後、武田氏の郡代として諏訪を支配した板垣信方の居館があった場所です。 それでも板垣平に建つ碑には、「上原城諏訪氏館跡」とあり、このあたりに地元の人たちの諏訪氏への思いが込められているように思います。 現地の案内板では、上原城の本丸は金毘羅山の山頂部分にあり、ここからはさらに2kmの道のりがあるようです。 ここからは1.5車線(たまに2車線)の道路となり、舗装はされているものの、かなり荒れたワインディングロードを行くこととなりました。 前回ここを訪れた時は、確かパジェロミニ(5MT、ターボ付き)だったので、むしろこういう道は得意分野でした。 今回はフェアレディZ(Z33)なので、対向車と路肩に常に気を配りつつ、時折クルマから下りて石や木の枝を手でどけながら、マニュアルモードの2速固定で、ノロノロと走っていました。 (こんな道でうっかりアクセルを踏み込むと、どこに飛んでいくかわかりません) コンパクトで車高も高く、視界も良好なパジェロミニと違って、同じFRながらすべてが正反対のゼットでここに来たのは、やはり間違いでした。 (ゼットの方もお尻を上下左右に振って嫌がっていました) 長い長い2kmの道のりでしたが、幸い対向車に遭うこともなく、明後日の方向に飛んでいくこともなく、ようやく登城口までたどり着きました。 よく頑張りました💮 それにしてもこのクルマ、NG多すぎです。 駐車スペースのある所は上原城の搦手にあたります。 ご機嫌ナナメのゼットを置いて、私の方はクマ除けの鈴を装着しつつ、そそくさと戦国山城の城跡ハントに出かけて行きました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018/08/14 05:35:44 PM
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