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テーマ:史跡めぐり(508)
カテゴリ:城跡と史跡(山梨・長野編)
富士山の裾野を半周してきて、いよいよ静岡県(富士宮市)から山梨県(富士河口湖町)に入って行きました。
今回の世界遺産めぐりルート→こちら 人穴富士講遺跡からの道中では、何度も寄り道しそうになったのですが、河口湖畔に鎮座する富士御室浅間神社までやって来ました。 大鳥居 大鳥居脇にある境内図を見ると、里宮社と本宮本殿があり、それぞれ向きが反対になっているようでした。 表参道 表参道の先には随神門が建っており、真っすぐ進むとその先に里宮社があります。 随神門 里宮社拝殿 富士御室浅間神社の本宮は、699年に藤原義忠が富士山の二合目に勧進したのが始まりで、富士山の山中では最も古い神社とされています。 本宮本殿前には、「斉司藤原朝臣義忠公顕彰碑」と書かれた碑が建っていました。 祭神は木花咲耶姫命(コノハナサクヤヒメ)で、本殿に参拝すると富士山の方向を向くようになっていました。 本宮本殿(国指定重要文化財) 現在の本殿は1611年に領主である鳥居成次が富士山二合目に造営したもので、昭和48年(1973年)に現在の場所に移築復元されたものです。 表参道の反対側、里宮の先には北参道があり、河口湖畔へと続いていました。 北参道の鳥居 北参道の鳥居のすぐ先には、河口湖の湖面が広がっています。 富士御室浅間神社は、甲斐武田氏の信仰も厚く、信虎・信玄・勝頼3代の文書なども残っているそうです。 境内にある「武田信玄公御祈願所」碑 かつては駿河と甲斐で争っていた武将たちも、富士山の信仰は同じだったようです。 ユネスコ世界文化遺産「富士山 信仰の対象と芸術の源泉」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018/08/30 04:59:28 PM
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