|
カテゴリ:危険物取扱者
この間、危険物の全類制覇を達成しました。
乙種4類を取得して、全類制覇を目指している方を応援するために、勉強のポイントを紹介 して行きたいと思います。 乙種4類を取得している方ならば、全類制覇は、大して難しくないと思います。 あと少しだけ勉強するだけで、全類制覇が出来ると思います。 それでは、一緒に勉強して行きましょう。 【始めに】 乙種4類を取得していると、乙種の別の類を受験する時、科目免状が受けられます。 (1)危険物に関する法令 15問 (2)基礎的な物理学及び基礎的な化学 10問 の25問が免除になり、 (3)危険物の性質並びにその火災予防及び消化方法 10問 のみの受験でOKになります。 そして、10問中6問以上正解で、合格です。 その危険物の性質並びにその火災予防及び消化方法の中で重要になってくるのが、全類共通 問題です。 危険物の性質並びにその火災予防及び消化方法では、全類共通問題が3問、その類の類別問題 7問の合計10問が出題されます。 全類共通問題3問をクリアすれば、あとは、その類の類別問題3問を答えられれば、60%以上 正解となり、合格することができます。 全類共通問題攻略が全類制覇の近道になると思います。 【全類共通問題のポイント】 【1類】 酸化性固体 ・可燃性物質と混合され、打撃または、加熱分解すると激しい燃焼を起こす。 それ自体は不燃性。 ・消火は、水がベスト。(アルカリ金属は、水と激しく反応するので、砂で消火する。) 【2類】 可燃性固体 ・非常に着火しやすい固体及び比較的低温でも引火しやすい固体 ・消火は、砂がオールマイティ、水。(アルミニウム、マグネシウムは、禁水。) 【3類】 自然発火性物質、禁水性物質 ・空気中で自然発火または、水と接触して発火、可燃性ガスを発生。 ・消火は、砂。(黄りんは、水で消火。) 【4類】 引火性液体 ・引火性のある禁水性液体 ・消火は、窒息消化。(水での消火は、延焼が拡大するので、厳禁。) 【5類】 自己反応性物質 ・加熱によって自己反応し、多量の熱を発して、爆発的に反応するもの。(打撃は厳禁。) ・消火は、水がベスト。 【6類】 酸化性液体 ・可燃性物質と混合し、熱分解、打撃により、激しい燃焼を起こす。比重は水より重い物質。 それ自体は不燃性。 ・消火は、水がベスト。 これらは、毎回出題される基本的な事項ですので、必ず覚えるようにして下さいね。 次回は、乙種1類の勉強のポイントを紹介したいと思います。 では。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.08.09 15:28:22
コメント(0) | コメントを書く
[危険物取扱者] カテゴリの最新記事
|