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カテゴリ:バスフィッシング
ダウンショットリグは、私のバス釣り人生の中で、最も試行錯誤したリグと言ってもいいと
思います。 いろいろなエピソードがあるのですが、長くなるので、いつか機会があった時にでも話したい と思います。 『ロングリーダーダウンショットリグ』 このテクニックは、川口プロが河口湖において、サスペンドしているバスを直撃する為に 開発したものです。 リーダーの長さが1mのロングリーダーのダウンショットリグに行き着いたのは、今から 3~4年くらい前のことでしょうか。 当時は、秋の桧原湖でフローターでスモールを狙っていました。 魚探なしでも、二桁釣果を出していたのですが、ある時、スモールを見失ってしまい、坊主 釣行を経験してしまいました。 これは、いかんと思い、魚探購入を決意し、翌年、魚探を導入します。 魚探の映像を見ると、ボトムに張り付くワカサギのスクールのやや上のポジションで、 ワカサギの群れを管理しているようなやや大きい魚体が映りました。 牧場で羊の群れを管理している犬のような感じでした。 つまり、これがスモールなんですね。 別の季節にもスモールらしき魚影が映るのですが、ボトムに張り付くって感じではなく、 ボトムから少し離れて、サスペンドしているって感じに映りました。 「ダウンショットリグのリーダーって、25cmくらいだけど、バスの目線に合わせるには、 もっと長いほうがいいんじゃないか?」 と思ったわけです。 それで、とある晩秋の桧原湖で、シンカーから50cmのところと、1mのところに同じワームを セットして、どっちに食いつくか実験してみたんですね。 すると、2回連続で1mのワームにバイトがあり、その後、リーダーの長さ1mで釣り続けると、難しい時期にもかかわらず、確か二桁釣果を達成したと思います。 それ以来、ずっとダウンショットリグのリーダーの長さは、1mになっています。 1mのリーダーの効果は、バスの目線にワームを置いておけること意外に、もうひとつ効果が あるんですよね。 それは、『ダウンショットリグのシェイク&フォール』というテクニックにあります。 このテクニックは、小山プロが開発した、ダウンショットリグの応用テクニックです。 ワームをシェイクさせてバスを誘い、張ったラインを緩めてワームをフォールさせて、バスを バイトに持ち込むというテクニックです。 バーチカルに釣ったとして、リーダーの長さが25cmなら25cm分しかフォールさせることしか できませんが、1mならかなりの距離をフォールさせることができます。 その分のワームを長い間バスに見せることができ、バイトのチャンスを増やすことができるん ですよね。 さらに、10m以上のDEEPの釣りで、フォールの釣り、つまり、縦の動きでバスのバイトを誘う ことができるんです。 本山プロのドゥードゥリングと組み合わせることにより、バイトパターンが格段に広がります。 シェイクしてリフトUPリフトダウン、シェイクしてそのままステイ、シェイクしてフォール、 フォールさせたらそのままボトムでデッドステイ等々。 『ロングリーダーダウンショットリグ』だと色々なことができるんですよね。(笑) シークレットというほどではないのですが、今回、このテクニックを紹介させて頂きました。 ただ、このテクニックにも欠点があり、慣れないとキャストが物凄くしずらい点と、ラインの 結び替えをする度に1m以上切ってしまうので、ラインの消耗が激しいということです。 その点をクリアできれば、かなり武器になると思います。 気になった方は、試してみてください。効果絶大ですよん!(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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