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カテゴリ:消防設備士・危険物取扱者
3類さんから、9月に受験した3類消防設備士試験の実技試験の解答を依頼されましたので、
解答したいと思います。 問題2 二酸化炭素の容器の写真が出てきて(V69.2、W104.8、TP250の表記)、 二酸化炭素が45Lの場合の充填比を出す。(45L→45kgの間違いでした。) 高圧充填で、1.5~1.9の充填比の場合の二酸化炭素の量を出す。 [解答] まず、二酸化炭素容器の表記について解説します。 V69.2→容器の内容積が69.2[L] W104.8→容器の質量が104.8[kg] TP250→最高充填圧力が250[MPa] という意味になります。 この中で必要なのは、V69.2→容器の内容積が69.2[L] です。 充填比=容器の内容積[L]÷薬剤の質量[kg] =69.2÷45 =1.5377≒1.54 充填比は、1.54が正解。 高圧充填で、1.5~1.9の充填比の場合の二酸化炭素の量は、 [充填比1.5の場合] 薬剤の質量[kg]=容器の内容積[L]÷充填比 =69.2÷1.5 =46.13333≒46.13[kg] [充填比1.9の場合] 薬剤の質量[kg]=容器の内容積[L]÷充填比 =69.2÷1.9 =36.42105≒36.42[kg] 正解は、36.42[kg]~46.13[kg]の間 となります。 問題5 粉末消火設備で薬剤を放出した後の事後処理を5つ答える。 (5つ事後処理が挙げられており、それ以外の事項を答える。) [解答] 1.音響警報装置の停止操作 2.手動・自動起動装置の復旧操作 3.各コック、ハンドル、レバーを元の位置に戻す 4.配管・ホース内の残ガス排出 5.容器内の残圧排出 6.クリーニング操作 7.機能点検・整備を行い薬剤の再充填 8.放出した消火剤の清掃 などでしょうか? それにプラスして3類さんがお答えになったダンパー復旧などを加えれば、大体OK だと思います。 それでは、3類さん、試験がんばって下さいね~♪ では! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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