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カテゴリ:消防設備士・危険物取扱者
甲種3類消防設備士の試験を山形で受験してきました。
夜は、雪が降っていなかったのですが、朝起きて見るとびっくり、雪が積もっていました。 5cmくらい積もりましたかね。 所々除雪した後の1.5mくらいの雪の塊が道の脇にゴロゴロしていました。 流石は、『雪国山形県』。私の地元では考えられない光景でした。 当日の朝、試験地に直行だと、高速が飛ばせないので、間に合わなかったかもしれません。 前日にホテルに宿泊して良かったです。 ホテルから雪道でも15分くらいで、試験会場に着きました。 山形のビッグウィングです。 前回、勉強不足で手も足も出ない状態で撃沈してしまったので、今回こそ!と思っていました。 ホテルでの4時間の追い込み勉強のおかげで、何とか合格できるレベルにまでは、持って 来れたと思います。 1類消防設備士と電気工事士の資格により、法令の共通問題と基礎の全部、構造機能の電気の 問題が免除されました。 これから受験する方の参考になるように、実際の試験問題を必死になって覚えて来ましたよ。 消防設備士試験は、試験問題を持ち帰れないんです。 だから、答え合わせもできません。 みなさんの参考になりますように~♪ それでは、試験内容をUPします。 【甲種3類消防設備士の実際の試験問題】 《筆記試験》 [法令 類別問題] ・電気室に設置した二酸化炭素消火設備の消火剤の放出時間(1分) ・粉末消火設備の種類別の消火対象(第1種、2種、3種、4種の別) ・消火設備ごとの消火対象(不活性ガス、ハロゲン化物、粉末の別) ・防火対象物その部分の消火対象(回転翼発着、自動車整備、鍛造場、可燃性液体の別) ・二酸化炭素消火設備の非常電源について(自家発、蓄電池、燃料電池のいずれか) あと2問は、忘れました。 [構造・機能 工事・整備] ・溶接のアンダーカットの説明 ・異種配管の溶接継手(レジューサ) ・容器の残圧排出と配管のクリーニングについて ・配管の設置基準(管径の20倍以上、トーナメント方式など) ・選択弁の設置基準 ・手動式起動装置の設置基準 ・放出表示灯の設置基準 ・二酸化炭素消火設備の整備の方法 あと3問は、忘れました。 [構造・機能 規格] ・自家発設備の電圧確立時間(40秒以内) ・容器弁(選択弁?)弁箱の表示内容 ・定圧作動装置の規格について ・各消火設備の消火剤の放出量(二酸化炭素、ハロゲン、粉末の別) 《実技試験》 [鑑別問題] 問1 移動式二酸化炭素消火設備の図が出てきて、矢印でさしている部分(開閉弁)の 名称とその設備の方式(移動式)を答える問題 問2 容器弁に取り付ける機器2つの図が出てきて、容器弁のどこに付けるか答える問題 PH型?開放装置と四角い装置(分からず?) 問3 低圧式二酸化炭素消火設備に系統図が出てきて、閉状態のバルブを5つ上げる。 (放出弁、ブリーダー弁、安全弁、通気弁、充填弁など) 問4 パイプカッターともう一つ分からない工具が2つ出てきて、名称と目的を答える問題 問5 固定式粉末消火設備の事後処理が7つくらい出てきて、それ以外の事後処理を2つ 答える問題(起動用ガス容器交換、消火剤交換、樹脂ガラスの復旧、クリーニング他) [製図問題] 問1 ハロン1301消火設備 300m2と500m2(高さ3m)の通信機器室(二部屋とも)の図が 出てくる問題 消火剤量0.32kg/m3 ボンベ 充填比:0.9 内容積:68L (1)最小の消火剤量[Kg]を求める (2)選択弁は必要か答える (3)図に放出表示灯を記入する(出入り口上部) 問2 二酸化炭素消火設備 600m3(1m2の開口が2つ)と900m3の通信機器室(二部屋とも) の図が出てきて、消火剤量1.2kg/m3 ボンベ 充填比:1.6 内容積68L の問題 (1)600m3の部屋の消火剤量[kg]を求める (2)900m3の部屋の消火剤量[kg]を求める (3)消火剤の最小量[kg]を求める (4)その時のボンベの本数を求める 以上となります。 合格発表は、3月18日とのことでした。 何とか合格していることを願っています。 これから受験する方の参考になれば幸いです。 結構疲れましたので、少し休みます。 では。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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