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カテゴリ:バスフィッシング
とある日の桧原湖での出来事をお話します。
スポーニング期間のとある日、私は桧原湖でフローターをしておりました。 翌日にトーナメントがあり、プロの方が沢山プラクティスに来ておりました。 ボートがひっきりなしに往来しているという状況で、かなりのハイプレッシャーでした。 ボートは、どうもスモールのネストを探している感じで、キャストせずに、ネストの真上を ゆっくりと通過して、観察している感じでした。 そんな中、私は、スポーニングとは関係ない、岩ブレイクの3~4mラインをロングキャストで 静かに狙っておりました。 ほとんどのボートは、フローターの私を大回りで避けてくれたのですが、とあるボートが 私のキャストしている岩ブレイクの真上を通過しようとしていました。 『エッ!嘘だろっ!?』『ルアーの真上を!?』 そして、一言。「通ってもいいですかぁ~?」 通ってもいいですか?って、ルアーをキャストしている真上をですよ。(怒!) 思わず、唖然としてしまい、怒り心頭でしたが、トラブルは、避けたかったので、 あえて短く「どうぞ!」と言って、通過してもらいました。 ボートのエンジンには、緑色のとある団体を示すテープが貼ってありました。 みなさん、如何思いますか?? 釣り人の模範を示さなければならない方々が、最低限の釣りのマナー、モラルも守れない なんて。 この時ばかりは、怒り心頭を通り越して、本当にがっくりしちゃいましたよ。(涙) そして、みんながみんな、2mよりも浅い、明らかにスポーニングエリアだろうというエリア をボートがひっきりなしに通っていることです。 これでは、スモールも安心してスポーニングができないな!と思いました。 本当は、この話題を出したくはなかったのですが、今、桧原湖が危機的状況に陥っている 今だからこそ、あえて話をさせて頂きました。 いつもならもっと釣れるはずの30UPのスモールを、今年の桧原湖では、たった2本しか釣って おりません。 私だけではなく、桧原湖で釣りをしている皆さんも同じような状況ではないかと思って います。 今の桧原湖には、スポーニングの主役となる親スモールがほとんど居ないのです。 数年前のバス問題の時もそうでした。我々素人が先頭に立って、行政に働きかけました。 今度は、桧原湖を中心に活動しているプロの方々が中心になって、桧原湖のルール作りを して欲しいなと思います。 プロの方なら、どのエリアがスポーニングエリアとなるのか?また、どの期間がスポーニング の期間になるのかはすぐに分かるはずです。 ただ単に釣って釣りまくる時代は、終わり、バス資源を保護していかなくてはならない時代に 入ってきたのだと思います。 野尻湖では、スモールを保護する為に、スポーニングの時期に禁漁区をいくつか設けている という話を聞きました。 桧原湖でも、禁漁区、禁漁期などを設けて、積極的にスモールを保護していく時期に入って きていると思います。 いつまでも、元気で素晴らしいファイトをするスモールが沢山いる桧原湖であって欲しい! 今は、そんな気持ちでいっぱいです。 では。 全国から注目されているサイトが大集合!スポーツ・アウトドア人気急上昇ランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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