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テーマ:釣り好きの人集まれー(8232)
カテゴリ:サクラマス釣行記
北上川へサクラマスを釣りに行ったので報告します。
釣行日時:2009.03.12(木) 06:35~12:30 釣行場所:北上川 天候:晴れ 水温:4.1℃~4.3℃ 気温:-2℃~5℃ 潮汐:大潮(女川:干潮 10:02 43.7cm 満潮16:11 Ave:89.0cm) 水質:ステイン 透明度1m弱 放水:3、4、5番 上から放水 風 :静穏~北風弱く~西風やや強く 釣果:60cmクラス1本バラシ!(涙)この日は、5,6本は上がっていると思います。 釣り人:40人くらい ルアー:チヌークタイプ21g 河川敷の伐採作業は、一旦終了したようです。 静かな中、釣りをすることが出来ました。 今年2回目の釣行です。 この日は、3月最初の大潮の週で、サクラマスが本格的に遡上するのではと思っていました。 ルアーは、いつもの様に、チヌークタイプのスプーンを使います。 底転がしがメインの釣りになるので、21gを使いました。 根掛りの激しいところで釣っているので、私は、シングルフックを使っていました。 まさか、これが仇となるとは、この時は全く思っていませんでした。 【06:35】釣り開始。 事務所側で30人くらい、対岸が10人くらいの釣り人が居ました。 平日の大潮ですが、流石に人は来ていましたね。 最近は、私の入りたい所で釣りをする人が増えて、中々入れなくなりました。 それでもいつもの場所へは入れました。 サクラマスの釣れる時間帯は、朝マズメの夜明けからの2時間と干潮からの上げ潮の2時間が 狙い目になります。 まずは、朝マズメの2時間、集中力を高め釣っていきました。 大型スプーンを思いっきりキャストします。 『ビュビューーーーーン!!』と飛んで行って気持ちがいい~♪(笑) 太陽に向かってキャストを繰り返しました。 1時間経過。 私も周りも異常なし。 風が強い予想でしたが、風が吹かなくて、とても釣りやすかったです。 『ボトムのゴツゴツ感を感じながら一定のスピードでリトリーブする!』 これは、私のサクラマスの師匠から教えられた、スプーンの基本のリトリーブです。 キャストした後、スプーンをカーブフォールさせてラインを張り、スプーンが着底するまで 待ちます。 そして、ボトムをしっかり取ってリトリーブ開始します。 黙々とキャストを繰り返しました。 2時間経過。 私も周りも異常なし。 数が出る時なら、この時点で何本かサクラマスが上がっているんですけど、今日は上がり ませんでした。 9時になり、漁協の監視員の出羽さんがやってきました。 あと、5,6回は釣行する予定なので、年券を購入。3000円でした。 出羽さんに話を聞くと、今日は既に、朝一に2本上がったとの事。 ここ1週間くらいで水量が増してきて、連日まずます好調で、毎日上がっているとの事 でした。 今釣りに来ないでいつ来るんだい!って言ってました。(笑) でも、まだまだ魚影が薄い感じだとも言っていました。 サクラマスが上げっていると聞いて、俄然やる気が出てきました。 釣りを再開します。 朝マズメの時間帯は外れましたが、いつ掛るか分からないので、キャストを続けました。 周りでは、これから仕事の方がいるのでしょうか帰っていく方も出てきました。 ひたすらスプーンをキャストしますが、反応はありませんでした。 大分潮も引いてきた感じです。 10:00前になり、ここで一旦休憩をしました。 湯を沸かしてコーヒーブレイクです♪ 約3時間釣りっぱなしで、結構疲れました。 いつ来るか分からない魚だけに、絶えず集中力を高めていないと駄目なので大変です。 でも、サクラマスを始めたばかりの頃は、すぐ集中力が切れてしまったんですが、ここに 来て集中力も続く様になりました。 確実に体調が回復してきています♪(嬉しい♪) 10:00になり、間もなく干潮です。 師匠からは、 『干潮からの上げ潮の2時間が勝負!!』 と教えられております。 過去何度もこの時間帯でサクラマスが上がっているのを間近で見ています。 私の上流でヒット!そして、私の下流でヒット! でも、私には掛りませんでした。(涙) 何回もそういう経験をしていました。 『今度こそ俺が!』 の気持ちで、【10:02】干潮のピークから釣りを再開します。 スプーンがいいラインをトレースするように、黙々とキャスト繰り返します。 1時間が経過。 私も周りも異常なし。 結構釣り客は、帰っていきましたね。 今残っている人たちは、サクラマス釣りを十分理解している方々だと思います。 『あと、1時間がんばるぞ!』 流石にこの時間帯になってくると、集中力も段々と切れてきます。 師匠は、『サクラマスの釣りは、忍耐の釣り』とおっしゃっていましたが、まさにその通り でした。 この時間帯に掛るんだと自分に言い聞かせ、再び集中力を高めてきました。 そして、干潮のピークから2時間になりかける頃、ドラマが起こります。 『あと10分がんばろう!!』 スプーンがいいところへ入ったなぁと思い、リトリーブしていると、 『ググンッ!!』 『ビシッ!』と合わせを決めます! 魚はヘッドシェイキングで対抗してきましたっ! 『これは、間違いなくマスだ!!』 しばらく格闘しながら、慎重に寄せてくると、 『ギラッ☆』っと銀色の大きい魚体が光りました☆ 『サ、サクラマスだ!しかもデカイ!!』 そこからは、心臓がバクバク、頭にも血が上って来て、完全に冷静さを失ってしまった感じ です。 ゆっくりと寄せて来て、ネットまであと30cmのところでサクラマスが大暴れ。 『プン!・・・・・。』 とテンションが無くなり、痛恨のフックオフ! サクラマスも何だか分からない状況で、一瞬固まっていました。 『まだチャンスはある!』 そして、ネットへ入れようとした瞬間、サクラマスも我に戻り、急速にその場をサー!と 逃げていったのでした。 『・・・・・。』 しばし呆然、でも心臓はバクバク! サクラマスを狙って5年、ようやくの初ヒットでしたが、痛恨のバラシ! 悔やむにも悔やみきれませんでした。(涙) サクラマスでも大型の60cmクラスはありましたね。(残念!無念!) 気を取り直して、釣りを再開しましたが、再び掛る訳もなく、 【12:30】失意の中、釣り終了です。 失ってしまったものは、かなり大きかったですが、初めてサクラマスが掛ったことで、 かけがえの無い経験を積んだことも確かです。 サクラマスは、遡上すると全くエサを食べない魚なんですね。 ですから、リアクションでルアーを反射的に食わせる釣りなんです。 中々ルアーを食ってくれないことから、釣るのがとても難しい魚なのですが、師匠の教わったことを忠実にやって来て、間違いが無かったなと思いました。 サクラマスをヒットさせた経験は、これからの釣りにおいて、必ずプラスになると思います。 師匠は、スプーンのフックは、2丁掛け仕様で釣っています。 その2丁掛けの意味が、今、初めて分かった気がしました。 『掛けた魚は絶対に逃がさない!』 天国針の2丁掛けには、そんな気持ちが込められているんだと思いました。 早速、スプーンのフックを全部2丁掛け仕様に変更したいと思います。 『今度こそ絶対!』 そんな気持ちで、また次回の釣行に臨みたいと思います。 本当にいい経験をしましたよ。 では。 全国から注目されているサイトが大集合!スポーツ・アウトドア人気急上昇ランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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