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カテゴリ:バス釣りテクニック
この秋、完全にマスターした、【スーパースレッジのキャロ】を私なりに解説したいと思い
ます。 今の時期、爆発的なスコアを叩き出す、スーパースレッジのキャロ。 秋のDEEPに落ちているスモールを狙うには、最強のテクニックの一つだと思います。 身に付ける事ができれば、この時期、鬼に金棒でしょう。 まずは、私が使っているタックルから紹介します。 【ロッド】 使っているロッドは、テムジンのフィランギです。 6ft4inで、3/8oz(10.5g)のルアーまで扱えるミディアムライトのロッドです。 同じクラスの6ft6in前後のレギュラーテーパーのロッドが、ルアーの重さをロッド全体で 受けとめるので、扱いやすいと思います。 【ライン】 私は、PEラインでライトキャロライナリグをリグます。 ラインは、バリバスのシーバスプレミアムPE0.8号(10lb)を使っています。 7gのシンカーを使って、シャッドをジャークしなければならないので、最低でもPE0.8号の 太さは必要です。 遠投性とDEEPのボトムまで沈める事を考えると、0.8号が扱いやすいと思います。 これより細いラインだと、ジャークしている時に切れますね。 ラインの強さでハードジャーク、ラインの細さでロングキャスト、そして、感度の良さで 電撃でフッキングするという感じです。 フロロではなく、PEラインを使います。 【シンカー】 シンカーは、タングステンのバレットシンカー7g(1/4oz)を使っています。 いろいろトラブルがあり、ヨリ戻しとPEの接続は、直結です。 これが一番信頼できるでしょう。 タングステンは、ちょっと高いですが、PEを使っていることもあり、なるべく早く沈めるには タングステンのシンカーが必要になります。 それでも、9m沈めるのに30秒もかかります。 ボトムの感知が目的じゃないので、形状は、問いません。 ポイントしては、シンカーの前後に、グラスビーズを配置することですね。 前のビーズは、根掛かり防止用。後のビーズは、アピール力をUPさせるドゥードリング用の ビーズです。 ルアーのアクションだけでなく、シンカーとビーズが当たる接触音によっても魚を寄せます。 キャロライナリグのドゥードリングです。 【リーダー】 リーダーは、フライの釣りで使うティペットを使っています。 ティムコのフロロステルスティペット3X(7.6lb)を使います。 シャッドをハードジャークするので、このくらいのラインの強さは必要です。 ラインが太いことで、エビ(ラインがフックに絡まる)も防止できるんですよね。 さらに、ヨリモドシとルアーには、ダブルユニノットで結束します。 これで、40UPのスモールが掛かっても大丈夫です。 長さは、0.8m~1mです。 リーダーが長い方が、シャッドがナチュラルにアクションします。 ソフトベイトの釣りのスプリットショットリグ、ライトキャロライナリグと一緒ですね。 フロロリーダーを使うことにより、感度UPとエビを防止しています。 【ルアー】 ルアーは、状況により、いろいろセレクトします。 使っているルアーは、スーパースレッジ、スピンムーブシャッド、ライブXスモルト、 ベビーシャッド50の4種類を使い分けます。 活性が高い時は、強いカラーのチャート系で押します。 ナチュラルカラーは、魚をスレさせないので、釣果を持続させるには、絶対に必要です。 魚の活性を探るには、ラトル入りのスピンムーブシャッドを。結構いいサイズが掛かります♪ 食わせには、スーパースレッジ。魚をスレさせないのもいいです。 食い切らない時は、スモルト、ベビーシャッド。まさにエサですね。 という感じです。 その中で、キャロに一番マッチするのが、スーパースレッジです。 CBSカウンターバランスシステムにより、食わせのタイミングを与えるんですよね。 ハードジャークで寄せて、ステイで食わせるには、一番合っている感じがします。 【釣り方】 まず、釣り方を3つに分けます。 着水からシンカー着底まで、シンカー着底から2段ジャーク3回まで、その後の中層ジャーク。 基本は、ハードジャークで寄せて、ステイで食わせる!って感じです。 1.着水からシンカー着底まで エビを防止する為、シンカールアーが着水した瞬間、1回ロッドをあおります。 シャッドがブルブルとバイブレーションしていれば、OKです。 感触が軽い様だと、フックにラインが絡まっているいる可能性があります。 その後のルアーの操作がムダになってしまうので、回収してもう1回キャストします。 着水したら、ロッドを45度に立てて、ラインを張りながらシンカールアーをカーブフォール させます。 このフォール中にもバイトしてくるケースがあるので、いつでも合わせられる体制を取って 下さい。 私は、ロッドの合わせと巻き合わせを同時に行うので、リールのハンドルには、いつも手を 掛けています。 上手くフッキングできたらラッキー♪ フッキングがミスっても大丈夫です。 その後のシンカー着底後のステイ、ジャークで食わせますから。 2.シンカー着底から2段ジャーク3回まで 一番バイトしてくるのが、やはり、シンカー着底後のアクションですね。 シンカー着底したら、3秒ほどステイさせます。 このステイで食ってくるケースもあります。 食って来なければ、ロッドを30cm幅で、強めの縦ジャークを連続で2回行います。 ロッドを縦に裁く2段ジャークですね。 そして、また、シンカーの着底を待って、3秒ほどステイ。 大体は、このジャークの瞬間か、ステイしている間にバイトして来ます。 バイトが無ければ、また2段ジャーク。そして、ステイ。もう1回2段ジャーク。 大体7割くらいは、このパターンで食ってきます。 最初のジャークは、超強めの鬼ジャーク、その後は、食わせのジャークになります。 残りの3割りは、その後の中層のジャークで食わせます。 3.中層ジャーク スーパースレッジのキャロの釣りで驚いたのが、ルアー回収中にバイトが結構あった事です。 これは、ジャークの後半でも食わせられるな!!と思いました。 ボトム付近に居るスモールをハードジャークで寄せて浮かせて、中層のジャークで仕留める って感じですね。 なので、ボトムでの3回の2段ジャークが終わってバイトが無いからといって、ルアーを回収 するのではなく、ここからが勝負!!と思い、2段ジャークを最後の最後まで続けます。 一定のリズムで、トン!トン!1秒ステイ、トン!トン!1秒ステイのリズムで、ジャーク していきます。 この時は、ガツン!!と食って来ますから、本当にこの釣りは、面白いです。(笑) ロッドとシンカーがもう2mという距離でも食わせたこともありましたよ。 スーパースレッジのキャロは、最後の最後まで、ジャークし続けるのが、キモなんじゃない かなと思います。 まぁ、簡単に解説しましたが、シャッドのジャークの釣りをボトムでやる感じです。 この時期、ダウンショットリグでスモールを狙うと、とても微妙なバイトをものにしなければ ならないのですが、スーパースレッジのキャロの釣りは、「ガツン!!」とバイトして来ます から、とても分かりやすい釣りだと思います。 長いリーダーの先にハードベイトを繋ぐ釣りなので、慣れが必要ですが、マスターすれば、この 時期最強のパターンになる釣りです。 是非、練習してみて下さい。 もっと詳しく知りたい方は、エバーグリーンのHPの吉田プロのコラム記事を参照下さいね。 では。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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