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カテゴリ:ロッド・リール修理・メンテ
ベイトリールを修理に出しました。
アンタレスDC7-LV 釣行から帰って来て、ハンドルを回すと固くなって、かなりゴロツキ感が出てヤバイなと思い、すぐに修理に出しました。 結果は、 ・ローラークラッチの内部汚れ等による回転不具合 ・メインギアとピニオンギアのキズまたは磨耗による回転のゴロツキ ・ベアリングの浸水等による回転のゴロツキ・異音 でした。 以下の部品を交換しました。 部品代7800+工賃2500円=10300円 税込み10815円 になりました。 フローター、ボートのみの使用で、地面に直接置いた事は無かったのですが、メインギアに異物が混入し、メインギアにキズがついてしまったのが、一番の原因だったようです。 ベアリングの錆びは、雨の日の釣行の後で、回転に違和感を感じたので、しばらくそのまま放置してしまい、オイルを注油しなかったのが原因ですね。 高価なリールだったので、どのくらい修理代が掛かるかとても心配だったのですが、このくらいで済んで良かったなと思っています。 釣具屋さん(中野釣具店さん)には、 『特に気をつけて欲しいのは、砂の混入では、砂自体はそれほど問題では無いのですが、砂にまじっている水晶みたいな欠片が物凄く硬く、これがギアに入り込むと確実にギアを傷つけてしまう。』 との事でした。 どうも、ギアBOXの水抜き穴から、硬い水晶の欠片みたいな物が入ってしまったようです。 対策としては、地面に直接置かない事はもちろんですが、ギアの回りに多めにグリスを盛ると 良いそうですよ。 ベアリングにもオイルではなく、グリスを塗り、さらにシールをする様にグリスで盛ると、最初は、回転がスムースでは無いが、馴染んでくれば回転も良くなり、もしもの場合、シール代わりのグリスに異物が付着して、ベアリング、ギアを守ってくれるとの事でした。 付着した異物は、綿棒などでグリスごと取ると良いそうです。 あと、アドバイスとして、ノブのベアリングにもきちんとオイルを注すといいそうです。 一番最初に指に触れるノブに注油することで、格段に回転フィーリングがUPするそうですよ。 釣具屋さんの店長のリール(ツインパワー)の貸してもらって、ノブを回したら、アンタレスのノブ以上に物凄く回転が良くて、びっくりしちゃいました。(笑) ちなみに、店長は、オイル、グリス等、部位により10種類以上を使い分けるそうです。 一般ではかなり入手が困難な超精密機械用の特殊なオイルも使っているのだとか。 オイルについてもいろいろ話を聞いたのですが、オイルの世界もかなりコアな世界みたいで、私は入り込みたくないなと思いました。(笑) 通常のメンテナンスでは、普通のメーカーのオイル・グリスセットで十分との事でしたが、 ここぞ!という部分には、
スタジオオーシャンマーク ベアリングオイル SB-01 を使うといいそうですよ。超オススメ! しか~し、相変わらず、中野釣具店さんは、釣具の事に精通している、いい釣具屋さんだわ♪ (頼りになる~) リールは高価なタックルですので、長く使える様に、きちんとメンテナンスしたいですよね。 では。 P.S. 心配して励ましのコメントを下さった皆様、本当にありがとうございます。 最悪な状態のピークは過ぎ大分回復して来ましたので、心配なさらないで下さいね。 無理せず釣りに行きたい気持ちが盛り上がるまで焦らずゆっくり待ちたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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