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カテゴリ:宮城県の山でそば!温泉!登山!
19日にK先生と刈田岳に登って来たので報告します。
天気 薄曇のち吹雪 気温 -10℃ 時間 約6時間 距離 13.7km 登山募金 今回地元百名山 500円 TOTAL 1600円 天気が数日前の予報よりは上向いて来て、でも当日あまり良くは無かったのですが、K先生が僕の休み合わせ、平日に有休を取ってくれたので、山頂で天気が回復する事を願って、無理せずに行ける所まで行こうという事になっておりました。 当初、すみかわスノーパークのリフトを3本乗り継いで、雪上車コースに入り、大黒天から刈田岳を目指す予定でしたが、今回は、リフトを使わずに、雪上車のコースを登って行く事にしました。 準備が完了し、09:00に 駐車場を出発して登山開始。 ゲレンデの一番右側のすみかわコースの圧雪斜面を登って行きます。 K先生はスノーシューで、僕はアイゼンに輪かんじきを装着して登って行きました。 登山道に比べるとなだらかな斜面で、最初の内は、ハイキング気分で快調に登って行きます♪ 2本目のリフトに来ると、強風で、この日は、動いていない。 という事は、最終の3本目のリフトも動いていないという事です。 この辺で、あまり状況は良く無いなと思いました。 先に進んで行くと、薄っすらと日差しはあるものの、結構な吹雪気味の雪に。 もう写真を取る余裕は無くなって行きました。(泣) 途中、1回の休憩を挟み、11:50に、大黒天到着。 予定では、ここの登山道から刈田岳を目指す予定でしたが、安全策を取り、山頂付近まで続く雪上車コースを登って行く事にします。 何度か雪上車樹氷ツアーの観光客の皆さんとすれ違い、その雪上車に手を振る僕ら二人は、アトラクションの一部になってしまいました。(苦笑) 本当は、手を振る余裕はあまり無かったんですけどね。 気温が-10℃前後で吹雪いてくると、実際の気温よりもさらに体感温度が下がり、かなりヤバイ状態になります。 露出している顔の一部は凍てつき、まつ毛が凍って来ました。(泣) そんなこんなで山頂付近の料金所まで辿り着いたのですが、ここまで来ると、日差しは全く無くなり、かなり吹雪いて、視界は、50mほどでした。 山頂レストハウスまでの道を示す黄色いポールを頼りに、さらに登って行きますが、山頂まで、距離であと約200m、高さであと88mの所まで登って来たのですが、これ以上は、無理と判断し、 刈田岳登頂は、断念しました。(涙) 多分、この状況でも、何とか山頂へは辿り着けたと思いますが、天候がさらに悪くなり、視界がさらに悪くなって、下山時にホワイトアウトなどで、ロストする恐れがあったので、安全第一で撤退する事にしました。 予定では、避難小屋で、昼食と思ったのですが、それは叶わず下山します。 比較的平坦なルートを辿ったとはいえ、結構な距離を歩いて来たので、休みを取りつつ、降りて行きました。 途中で、スノボの方が滑って行ったオフピステコースに入り、 ゲレンデコースを目指しました。 ポールの目印、丸い看板(やや朽ちている)があり、コースに迷う事はありませんでした。 ようやくコースに 入り、圧雪斜面を降りて行きました。 スキー、スノボ、いや、ソリが欲しいと思いました。(笑) 携帯用のソリがあるみたいで、これがあれば下山時間の短縮になるので、次回までに、揃えようっと!(笑) そんなこんなで、駐車場に無事に到着して、 15:00、下山完了です。 吹雪でお昼を食べる時間と余裕が無かったので、車のラゲッジルームで、雪山恒例の 鍋焼きうどんを作りました♪(笑) 行動食を随時食べていたとはいえ、結構お腹が空いていたので、かなり美味しかった! でも、具材のネタが切れて来ましたので、新たな登山食メニューを考えたいと思います♪(笑) 帰りは、遠刈田温泉の共同浴場の 神の湯 さんにて、汗を流して帰りました。 今回、これだけ天候が悪い中登山をしたのは初めての経験で、特に、吹雪いて視界が効かなくなる事や、-10℃での吹雪きの中を登山する事が出来て、改めて、標高が1758mといえども、冬山、雪山は、危険が伴う事を、身を持って体験する事ができました。 残念ながら山頂へは到達できませんでしたが、かなりの経験を積んだと思っております。 この経験を糧に、これからも無理のない安全な登山を楽しんで行こうと思っています。 今シーズン中にチャンスがあれば、ソリを持参して、再度、アタックできればなと思います。 では。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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