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カテゴリ:山の本
クマにあったらどうするか アイヌ民族最後の狩人 姉崎等 職場の方に山登りの時に役に立つかも??と紹介されて読んでみました♪ この本は、アイヌ民族最後の狩人の姉崎等さんが、アイヌ民族と熊との関わりを後世に残す為に記した記録です。 クマを先生として独学で熊猟を学び、単独で40頭、グループでは20頭、合計60頭もの熊を仕留めた経験の中から、本当の熊の姿を分かりやすく表した本でした。 熊というと、とても凶暴なイメージで、山で出会い襲われたら簡単に命を奪われるか?大怪我をして大変な事になるイメージでしたが、本来はとても臆病な動物で、誤った対応をしなければ、襲われる確立はとても低いんだなと思いました。 その他、厳しい山でのサバイバル術やこれからの熊と人間との関わり方、少しですがアイヌの方々の厳しい生活の事等も書かれており、大変興味深くあっと言う間に読んでしまいました。 最近は、麓の民家にも熊が簡単に出没するようになり、この本を読んで多くの方に本当の熊の姿を知ってもらって、少しでも被害が少なくなれば良いなと思います。 興味がある方は、是非、読んでみて下さい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015.06.12 22:13:04
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