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カテゴリ:宮城県の山でそば!温泉!登山!
報告が遅れてしまいましたが、お正月に、笹谷峠の笹谷古道を歩いて来たので報告します。
職場で欠員が出ていて、厳しい勤務が続いているのですが、正月3日が休みになったので、山友さんが歩いた事が無かった笹谷古道を、一緒に雪山ハイクして来ました。 5年位前に、夏道を歩いた事がありましたが、雪道は今回が初めてでした。 宮城県側の笹谷峠のゲートから登山開始。 10cmくらいの積雪がありましたが、例年に比べると、全然雪が積もってませんでした。 青空がとても綺麗でした。 笹谷古道入口に到着。 古の頃から使われている峠道で、積雪の多いこの辺りは、特に冬場の峠越えが厳しかったそうです。 杉林の中を入って行きます。 下栃 上栃 木陰に隠れての昔の休憩地点だったそう。 函水 今は、飲めるほどの水は出ていない感じでした。 吹き越し 風の通り道で、昔は、強風で人馬が吹き飛ばされてそうです。 言い伝えでは、峠を通る人々を馬鹿す妖怪が居たそうで、退治されて石になったとか。 刀で切られて真っ二つに切れ目が入っていました。 駒泣かせ ここら辺から少し急斜面になり、馬が辛い辛いと悲鳴を上げたそう。 仙住寺跡 昔は、ここにお寺があったそうです。 地蔵坂 を過ぎると 有耶無耶の関跡 が出て来ますが、立ち寄らず通過しました。 仙人大権現 八丁平の六地蔵 古の昔、冬場は厳しい峠道となり、人夫さんが立ったまま凍死したそうで、慰霊のお地蔵さんが6体、所々に安置されておりました。 山工高笹谷小屋 今日の目的地でした。例年だと雪の階段を下りて入っていくのですが、積雪が少なくて、そのまま入れました。 山友さんが作った御節料理をちょこっと頂きました。 メイプルシロップバターの田作りと叩きごぼう、金柑甘露煮、松風焼きです。 特に松風焼きが濃厚な味わいでとても美味しかったですね。 今回は、あまり時間が無いので、薪ストーブは使わず、ガスバーナーでお昼ご飯を調理します。 鍋焼きうどん と 餅ピザ を作りました♪ 冬場にしっかりとした山小屋を快適利用させてもらっているので、少しばかりですが、志を多目に入れさせて頂きました。ありがたい。 帰り道は、難所の笹谷峠らしく、小雪がちらつき、当時を偲びながら帰りました。 何とかゲートに到着して、今回の雪山ハイクは終了です。 本格的な雪山シーズンに入り雪山訓練と思い、雪の笹谷峠を歩いたのですが、雪が積もっていなくて、ほぼスパ長のツボ足で全線大丈夫でした。 雪が降っていない登りは快適だったのですが、帰り道は雪が舞い、難所だった雪の笹谷峠の厳しさを少し感じて、古の昔に思いを馳せながらの雪山ハイクは、山工小屋でのプチ新年会と相まって楽しかったですね。 近くにセントメリースキー場があるのですが、積雪15cmで営業していなかったです。 平地では雪が無くて通勤等は快適なのですが、やはり、山には雪がしっかりと積もって欲しいですね~。 休みが少ないので、これからの山行は、仕事帰りの立ち寄り登山が多くなると思います(泣)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.02.02 19:56:37
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