こう質問するとみなさんは、「沖縄出身のひとと話したことがる」「沖縄旅行の時・・」「いいえ話したことはありません。」などと答えるでしょう。

　実はほとんどの東京近郊のひとは、沖縄のひとと話をしているのです。
　それはNTTの104（番号案内サービス）です。NTTは内地より地代・人件費が安く、若年層の失業率も高い沖縄に目をつけ、数年前から利用され首都圏の7,8割りをカバーしているようです。
　ごたくにもれず関東ではないうちのエリアも明日から100%沖縄のコールセンターに業務が移ります。

　同様にあらゆる業種のコールセンターが沖縄に集中してきているようです。さらに聞いた話なのですが、ある大手の通販や消費者金融のコールセンターは、中国・韓国などにあるそうです。

　びっくりしちゃいますね！104で番号を調べれば沖縄のひとが、サラ金の問い合わせでは中国人が対応しているとは。理にかなっているのでよいことなのです。人件費・地代が安いのでコストカットに、失業率が高いところに雇用機会を持っていけば地域振興で自治体に喜ばれますし、一石二鳥ですね。
　
　こういうビジネスの知恵はよいことだと思います。

　今度番号案内を利用するときは出たかたの名前に注目してみてください。比嘉さんなど沖縄特有のかたが相手をしてくれるかもしれませんよ。そしたら電話の向こうに沖縄の海が見えるかも？

　話変わりますが104が有料になったときは怒りましたよ。だってこれから電話サービスを利用してお金を落としてくれるお客に、「これからかける番号を教えるのにお金をとるなんて」おかしくありません。でもコスト、人件費や地代で有料化もしょうがなかったのでしょうね。



こちらの桜のラインとバナー台はGraphics++FIORE++さんからいただきました。

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