(9/18の日記1)民主党の新しい党首に「前原誠司氏」が選ばれました。
おめでとうございます。解党的改革を成し遂げ、新しい民主党を作り上げていただきたい。
選挙は96対94の僅差でした。
選挙前の演説が、まだどちらに投票しようか決めかねている議員への決めてだったようです。
1.既得権益・しがらみからの決別
「結党当初は既得権益の対極にいる党だったはずだ。郵政労働組合への意向で、郵政民営化法案の代案を出せなかったのではないか。」
民主党を支持してくれている団体は労働者の組合の連合ですが、票田である支持団体からの決別を表明。
自民党はすでに郵政関連、道路関連の票田と決別しました。今後も医師会や農業関係との関係にメスをいれていくと予想されます。
民主党はいち早く既得権益からの脱却を計り、自民党との差別化を国民にアピールするようです。
この一歩踏み込んだ改革。なかなか言えるもんじゃない。
2.参議院議員からの人材の登用
幹事長などの党執行部に参議院議員からも登用を約束。
3.落選議員への支援
今回の選挙で多くの民主党の前職が落選しました。彼らを支援することにより、次の選挙に今から備える。
民主党の国会議員のハートをがっちりとつかんだ演説ができるニューリーダー。
自民党党首小泉総理とわたりあえるのか?国民のハートをつかめるのか?期待します。
とりあえずの課題は、執行部人事。
「バランスではなく適材適所」年功序列や派閥のバランスではなく、実力・能力主義へ。と就任後の会見で発言。
いっきに若返りを計り、刷新するのか?それともベテランと融合するのか?
同士野田佳彦・元国会対策委員長や菅直人・元代表らの起用は心に決めているようである。なんといっても94票獲得した管さんはそれだけ多くのひとに必要だと求められているのだということである。
いずれにせよ様々なシーンでベテラン議員と若手の間の軋轢は生じるだろう。
ベテランが既得権益を守る抵抗勢力になるのか?
また同会見で
「党内で決まらないことを先送りしない」と今までな~な~で来た体質を改善し、
「決まったことは徹底的に国会で対峙していく」と戦う民主党の強い決意を表明。
他にも憲法改正についてこんな発言も。自民党との協力については「しっかり議論し、まとめていくべきだ。何でも反対する野党にはならない。」
武部自民党幹事長談話、「政治の若返りという意味で、緊張感につながるだろう。刺激になることは間違いない」
さて今までのこの日記の読者は、私が今回自民党に投票したことは知っていますね。さらに昨日の日記では「前原氏の顔は党首向きでない」と書きました。たしかに自民党の優勢はうれしいですが、民主党にも期待しているわけですよ。党首向きでない顔の前原新党首にも期待するわけですよ、選ばれたからには。野党を含めた国会議員全員で、この国をよりよき方向に引っ張っていって欲しいわけです。
民主党にはしっかり今回の敗戦を反省し、党の改革をして、政権政党になるべくがんばって欲しいものである。
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選挙前後の自分の日記には2005総選挙シリーズがあります。
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