（9/25の日記１）
ほっとけない世界のまずしさ
３秒に一人、子供が貧困から死んでいます。
食べ物がない、水が汚い、そんなことで。
この状況を変えるには、お金ではなく、
あなたの声が必要です。
貧困を失くそうという声を表すホワイトバンドを
身につけてください。
日本では７月からやっているキャンペーン（政治運動）で、皆様もネットのバナーやＴＶＣＭなどで目にしたことはあると思います。日本でも中田英、ミスチルの桜井、藤原紀香、ＭＩＳＩＡ、北島康介などのセレブ（有名人）を使ってますね。
先日9.10ホワイトバンドデーに東京タワーがホワイトバンドライトアップをやりましたね。総選挙中も民主岡田元代表や鈴木むねお候補者もしていました。
自分はブログやニュースで批判的な記事を目にしていたので、今日は批判する記事を書こうと思っていました。しかし当該サイトを訪問し、趣旨やさまざまなものを拝見し、この活動に賛同することにしました。
話題のホワイトバンドを購入し身につけているひとの多くも趣旨をよく理解しておらず、募金だと思っているひとも多いようです。
●ホワイトバンドは「貧困をなくす政策をみんなで選択する」意思表示の証です。これまでの募金活動とはちょっと違います。チャリティ（寄付金や援助物資を現地に送る）ももちろん大事ですが、まず3秒にひとり貧困から子どもがなくなるという
貧困の現実を知らせること（啓発活動）、そして
貧困をなくす政策を採用することが人類史上最悪ともいえる「死ぬほどの貧困」をなくすには不可欠です。これはここ十数年で、新たにわかったことです。
●ホワイトバンドの300円は、途上国に食料や医薬品などを届けるという意味での募金活動ではありません。90カ国以上が参加する「貧困と闘うグローバルなキャンペーン（G-CAP）」では、貧困をなくすためには、現地の人たちによる努力への支援や協力に加えて、
貧困を作り出す世界の構造を根本的に変えることが必要だと考えています。具体的には、（１）開発援助の質の向上と量の増大、（２）最貧国の債務の削減、（３）貿易のルールの公正化です。これらを求めて、世界各国のキャンペーンでは、「お金ではなく、あなたの声をください。その声をあらわすホワイトバンドを身につけてください。」とお願いしています。「ほっとけない 世界のまずしさ」においても、キャンペーンの目的は、「貧困をなくす政策をみんなが選択する」ことです。そしてそのための
「意思表示」がホワイトバンドです。
●300円のうちわけ（既売200万本の）
２３％原価及び政策経費 ３３％流通コスト ４４％世界の貧困をなくすための活動費
●ホワイトバンドはなにも購入しなくても「白いバンド」であれば多種多様なバンドがあって構わないと考えています。たとえば白い紐や包帯、手作りのバンド等、いろいろ工夫してみませんか？
批判で書こうと思ったことのひとつは、
１．直接募金のほうがいいのでは？と思ったからです。
300円のホワイトバンドをすでに日本で200万人が購入したのであれば、６億まるまる募金できたはずです。しかしいくらお金を送り続けても『貧困を作り出す世界の構造』を根本的に変えない限り永遠に変わらないのかも？と今日思いました。おそらく６億ではある貧しい国が、借款している利子の一部で終わってしまうのでしょう。
それでもいっぽうで食料や医療品、学用品などの直接的援助も必要だと思います。
偽善者の僕は毎年1000円～5000円を必ず
ユニセフに寄付しています。こちらもひとりひとりが小さな金額でも、少しは貧しさで死んで行く子供を助けられると思っています。
２．インターネット購入の場合、送料430円かかる。ファミリーマートやＣＤショップ、本屋で直接買えるひとはよいのですが、いつも売り切れらしいです。
送料を運送業者に払うくらいならユニセフに寄付して欲しいですね。
３．他の国のバンドより高い。日本の「ほっとけない 世界のまずしさ」主催者はそれでも貧しい中国の生産にし（中国の貧しい労働者も助かる）努力していますが、日本国民にあった材質や、流通コストが高く、いたしかたないのかな？と思います。
４．ネットオークションで高値で売られた。これは主催者側が意図しないことで、出品者をただ儲けさせる購入者が悪い。ただセレブ（有名人）がつけていて、品薄だから、ファッションとして欲しくなってしまう若者の気持ちもわからなくはないですが。
２～４の問題はいずれにせよ、「お金は出したくないが声ならいいよ」というひとは自分で白い紐でつくればよいのです。
そして300円の44%をＮＧＯの活動資金にあててもよいひとはホワイトバンドを買えばいい。
ただ今後そのお金の使い道が発表になるとき、その活動内容をしっかり見届ける義務があると思います。これはキャンペーン（政治活動）です。ですから自分が支払ったお金を当該ＮＧＯが有効に活用しているかを監視する義務があると思います。
ひとりひとりの小さな声が世界の政府に届くといいですね。
ということで
私はこの「ホワイトバンドキャンペーン（政治活動）」に賛同します。
購入するかは？いろいろのお店を探してみます。だめなら作るかも？
それから引き続きユニセフに募金は続けます。
声も出すが、金も出す。
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