（10/22の日記３）千葉マリンスタジアムに神が舞い降りました。神風ならぬ神霧？
カクテル光線に光輝く神々しい霧、きれいか～(*^。^*) How Romantic!
なんとも言えぬ幻想的雰囲気、野球のディズニーランドや～（彦麻呂）千葉だけに。
ということで７回裏途中
10対１で千葉ロッテマリーンズのコールド勝ちです。
まずはロッテの１勝。
濃霧によるコールドはシーズン中でもめったにないのでは？もちろんシリーズでは初めて。
日本シリーズのコールドでは1953日本シリーズ第3戦 南海ホークス対読売ジャイアンツ が２対２の引き分けで９回表１死降雨コールドになっています。
始球式は
マシューミナミなんで男？テレ朝の陰謀か？
さて試合は１回表阪神 キーマン赤星が４球で出塁するも、鳥谷三振。あそこは短期決戦ではバントで送っておかなければ・・・。４番金本のゲッツー（金本シフトの西岡の守備位置ファインプレー）ゲッツ！
１回裏ロッテ 先頭のこちらもキーマン西岡が11球ねばるも三振。その間タイミングをはかっていた２番今江の先制ソロアーチ、１点（怪我の小阪の穴を見事埋めるにあまりある１発）
２回表、４回表、７回表阪神 ロッテ先発エース清水が３者凡退におさえる。（赤星の出塁は１回だけで盗塁はなし、４番金本、５番今岡の出塁もなし）
３回表阪神 矢野の出塁も、続く藤本・赤星・鳥谷が清水に連続１塁ゴロに打ち取られる。
３回裏ロッテ 西岡またもや10球ねばって四球で出塁。すかさずパリーグ盗塁王は初球に盗塁を試みるが、左の井川でリードが小さく矢野の好投に刺される。前の打席にホームランの今江が意表をついた３塁前へのセーフティーバント。若さのマリーンズ１・２番コンビをアピール。しかし続く３番４番福浦・サブローを井川が連続三振。
４回裏ロッテ 里崎三振、フランコサードゴロ、ベニーレフト前、イ三振。
５回表阪神 桧山がセンター前（交流戦で相性のいいロッテには当たっている）、ＤＨ片岡三振、矢野もセンター前に続き、９番藤本のレフト犠牲フライで１対１のタイに。
５回裏ロッテ ３、４回にストレート中心でよくなってきた井川から、９番渡辺のレフト前クリーンヒット（腰痛の堀の穴を埋める活躍）、１番西岡のここしかないという１・２塁間への絶妙のプッシュセーフティーバント。（これがこの勝負の肝です。）。
ノーアウト１・２塁、またもや２番今江がライトオーバーフェンス直撃タイムリーで、勝ち越し２点目。福浦ショートゴロに倒れ、１アウト２・３塁４番サブローのレフトオーバーフェンス直撃の２点タイムリーで、４対１と３点リード。
６回裏ロッテ ８番ＤＨのイ・スンヨプの右翼本塁打で中押し、５点目。
７回表から例の霧がもやっとたちこめはじめる。徐々にあやしい雰囲気に！
７回裏ロッテ 阪神ピッチャー橋本に交代。またまた２番今江のライト前ヒット、福浦がセンター前に続き、サブローライトフライで、５番里崎のレフト３ランホームラン、８点目（プレーオフからのポストシーズンで３ホーマー）。
眠れるフランコのセンター前ヒットで先発全員安打達成。続く７番ベニーのレフト２ランホームラン、10点目の後、8:31濃霧で中断。
9:05審判団とコミッショナーとの協議の末、（それ以降２時間待っても霧がひかない予報のため）７回裏１死主審が「濃霧によるコールドゲーム」を宣言し、ロッテが10対１の大差で初戦を本拠地で白星で飾る。
総評；ロッテ先発エース清水が赤星・金本・今岡をはじめ阪神打線を、見事５安打６三振１四球１失点に抑えた。自慢の10勝６人の先発陣がきっちり仕事をすれば完全にロッテペース。
一方エース井川が10安打５失点と誤算の阪神。特に味方が同点に追いついた直後の３失点は、シーズン中もこういうことが何度かあったとはいえ、９三振と立ち直っていただけに残念である。
ロッテ打線はポストシーズンの勢いそのままで、打線爆発。やはり打線は水物と言われるだけに、３週間試合がなかった阪神より、西武・ソフトバンクとプレイオフを勝ち抜いてきたロッテのほうが断然有利だと感じた。特にどちらかというと副兵的な今江の４打数４安打２打点の活躍。例年ラッキーボーイが産まれたほうが勝利するシリーズだけに今後の活躍に注目が集まる。また中軸のサブローは２点タイムリー、里崎の３ラン、ベニーは３安打２ラン、イ・スンヨプのソロ、といずれも結果を残している。西岡が盗塁こそ矢野に阻止されたものの、井川に２打席で21球も投げさせた役割は大きい。
岡田・ボビー両監督ともあまり動かないタイプだが、その分今江や西岡のセーフテイーバントなど選手個々が考えてプレーをしている。
また今江の２番・渡辺の９番と怪我の小坂・堀の代役の起用と、シーズンではぱっとしなかったエース清水の先発、プレーオフで打てていないサブローの４番起用などはバレンタイン監督のファインプレーである。まさにボビーマジック。
岡田監督はシーズン中一度もヒットエンドランを使わなかった、選手を信頼している知将ですが、やはり１回表の赤星出塁後の鳥谷のヒッティング三振が悔やまれる。（盗塁もできず、ランナーも進めない）
まだまだセリーグチャンピオン阪神は眠っています。明日は安定感の安藤先発なので、巻き返しに期待します。
そしてロッテはこの調子で４タテを狙いたいところ。
明日以降も楽しみです。どっちもがんばれ～！！
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