また×8、常葉菊川が逆転勝利をしてしまいました。しかも8回に代打の3ランで追いつき、延長10回裏同じ伊藤君のボテボテのゴロでサヨナラとは出来杉の感動ドラマでした。
実は7回までわざとTVを観ていませんでした。
5回に田中君が3点取られたのも知っていましたが、なにも心配していませんでした。(ちょっと取られすぎ(サービスしすぎ)の感はありましたが。
そう常葉菊川は8回からのチームなのです。7回までは寝ているのか、仕事をしていないのか、遊んでいるのか、横綱相撲なのか?
それではみなさまとどれほど~ミラクルなチームか検証してみましょう。
春の選抜では準々決勝で中田君の大阪桐蔭に8回9回の2得点で逆転勝ち、準決勝では熊本工業に9回の3点で逆転勝ち、決勝も岐阜大垣に8回裏の2得点で逆転で優勝。
夏の静岡県予選でも、2回戦8回に浜松江の島に1-1と追いつかれるも9回表に一挙5得点で引き離す、3回戦は日大三島に2回に4点とられるも6~8回に1点ずつあげ9回に2点取って逆転したがその裏追いつかれ延長13回に一挙4点で決める、4回戦は昨年夏の優勝校ニコニコ王子率いる静岡に9回表で1-1に追いつき延長10回に1点を挙げ逆転勝ち、準決勝も東海大翔洋に9回表2-2と追いつかれるがその裏サヨナラ、決勝も6回まで2-0で負けていたが7回に一挙7得点と春夏連覇の切符を手に入れた。
以上12試合中8試合が8回以降に逆転勝ち、残り4試合は序盤から打線爆発の大勝。
選抜優勝のときも感じましたがずば抜けてすごい選手はいません。あれよあれよと終盤の逆転劇で気がつけば優勝していたという感じでした。
いうならばいわゆる打線のネバリのチームでしょう。
しかも本日ひとりで4打点をたたき出した2年生代打の伊藤君はなんと静岡県予選ではベンチにも入っていなかったとのこと。その子をあの場面で起用するとは森下監督もどれほど~ミラクルな人。
まぁ1回戦でも代打で3塁打を打って当たってはいたのですが。
宮崎日南の有馬投手はがんばっていましたが、あの回はあきらかに握力が落ちてコントロールが多少狂っていました。伊藤君には3球のストレートがファウルと完全にタイミングがあっていて、これは長打期待できると思ったらなんとスタンドまで運んでしまいました。
延長のボテボテゴロもショートゴロかと思ったら抜けてしまいました。なにかラッキーなものを持っているのでしょう。
さ~これでベスト8です。今後もミラクル菊川の快進撃は続きますよ、きっと。
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