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カテゴリ:人工呼吸器・カフアシスト
導入入院よりひと足早く、土曜日にクリニックでBiPAPとカフアシストの説明と練習をしてきた。 カフアシストは見るからに強面で音も大きくて、まるで吸ったゴミをそのまま吐き出してしまう壊れたアメリカ製の掃除機みたいだ。 「こんなものにわたしの大事な肺の中に無理矢理空気を押し込まれて、しかも吸い込まれるなんて絶対無理・・・」 「やっぱ、やめます」と言って帰りそうになったけど、H先生の「あんまり最初から圧力上げるとモンスターズインクみたいになっちゃうからさ~(笑)」という一言に大笑いをして気を取り直し、笑いをこらえながらようやく練習に漕ぎつけた。 ここ半年近く肺があまり膨らんでいなかったせいか、押し込まれる圧力がかなり苦しいけどとりあえずクリア。 入院してPTさんと練習をすれば、なんとか使えるようになるかな? 次はBiPAP。 メーカーさんが2種類の機械を持ってきてくれて、1つはバッテリー内蔵型で持ち運びができるもの、もう1つはバッテリーはなく電源コードを差し込まないと使えないものだという。 「どっちがいい?」とH先生に聞かれ、さすがにわたしはわからないから先生にお任せした。 「気管切開した後に使うのがバッテリー内蔵型の方だから、今からそっちの機械で慣れておいて気管切開した後にそのまま使えば移行がスムーズで苦しくないから」という先生の話しに納得し、バッテリー内蔵型に決めた。 H先生いわく「コイツは詫び寂びがわかる奴だからさ~、こっちの呼吸に合わせてくれるから大丈夫だよ(笑)」 その言葉通り、怖々付けてみたら全く違和感がなく、とっても呼吸が楽になる。 外すととたんに呼吸苦が・・・ メーカーさんはわたしとこの機械の相性が凄く良いみたいだと言っていた。 音も静かだしコンパクトで車椅子にも簡単に取り付けられるそう。 気管切開したらもっと大きくて音がうるさい機械に繋がれるのかと思っていたので、なんかすごく安心した。 緊急で病院に運ばれる時も、バッテリーが8時間もつのでそのまま使用しながら運んでもらえると聞いて更に安心 ベッド脇に並べて置いたらまた部屋が狭くなったけど、わたしの大事な助っ人だもんね・・・ これからよろしくね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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