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カテゴリ:ALS闘病記
今日はH先生のクリニックで初めてのカニューレ交換の日だった
実は開業したばかりの先生のクリニックでカニューレ交換をする患者はわたしが初めて…。 もしそういう患者がいたら、週一で外来を担当されているS・O病院の方で処置するのが普通らしい。 クリニックの看護師さんは3名。 今回は初カニューレ交換ということで、全員総出で対応&見学ということになった ちょっと緊張気味の看護師さん達に吸引のタイミングや手順をお願いしたり、カニューレ交換も4回目となるとちょっと余裕が出てきたわたし H先生の手際と技術はバッチリで、痛みもトラブルもなく無事終了。 ただ、使用済みのカニューレを見てビックリ 中も外も痰の塊りでベッタリ固まっていて、もう少しで詰まる寸前だったらしい… 実は昨夜自分で吸引した際にカテーテルが入らなくなってしまい、カニューレの入り口に痰が固まっているだけだと思って何度もネブライザーを掛けていたらなんとか通ったのであまり気にとめていなかった。 まだ前回の交換から10日しか経っていなかったのに、もしいつもの2週間まで待っていたら大変なことになっていたかも… 固まって呼吸が出来なくなるか、痰の塊りがカテーテルに押し込まれて肺炎の原因になるそうで、結局カニューレのサイズを次回から少しずつ太くしていくことになった。 現在7mmなので次回は8mm。 8mmにすると声も出し辛くなるという情報も気になるし…、ここのところ異物反応が出始めていて痛みとむせ込みがあるのに心配だけど、詰まるのはもっと怖いので仕方ないかな…。 カフを抜いても声が出なかったら7mmに戻してもらおう! 痛みのコントロールはH先生と相談しながら少しずつ解決方向に向かっている。 ちなみに今回交換したカニューレは「メラソフィット・シングル」で、術後すぐに入れていただいたものと同じ。 術後2週間で交換してもらったカニューレは「スピーチカニューレ」で、内筒付きのタイプ。 寝ている間に内筒が呼吸器ごと外れてしまったり、痰が固いので内筒がしょっちゅう詰まりそうになって洗うのが大変だったこともあって違うものに。 次は気管内低圧持続吸引器対応の「ネオブレスダブルサクション」に変えて貰ったけど、わたしの痰は固すぎて低圧では吸引できないことがわかり断念。 結局、元のシンプルな「メラソフィット・シングル」に戻った。 発声については呼吸器(BiPAPモード)を付けている時にはカフ圧を抜いただけで発声が可能になったのと、呼吸器を外している時にはパッシーミューア社のスピーキングバルブを気切口に付けるか気切口を指で押さえることで発声できるので今の所まったく問題なし。 最近は、呼吸器を付けている時は吸気(息を吸う)時にも声が出せるようになってきた 声の記録のムービーを載せてみます。 気切口用スピーキングバルブ(パッシーミューア社製)での発声 BiPAP装着時の発声 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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