被害妄想の塊
信じていた人に裏切られた…というか、勝手に思い込んでいただけで、多分最初からそんな繋がりも裏切りも何もなかった。何か約束事をしても「どうせ、その内動かなくなっちゃうんだし、もしかしたら死んじゃうかもしれないんだから、適当なことを言って誤魔化しておけばいいや…と適当にあしらわれている様な気もする。(これは、もう既に現実に起きていることかな…)今までなら、何が何でもそういう人とは徹底的に闘ってきたけど、もうそんな気力も時間も勿体なくてできない。この「被害妄想」は、この病気に罹った人にしか分からないと思うし、少しずつ壊れていく身体を持つ人にしか分からない特殊なものなのかもしれないと思った。最近皆に「誰でも明日死んでしまうかもしれないんだから…」と慰められるけど、でもあなたはその死ぬ瞬間までは身体は自由自在で、自分で好きなところへ好きなように逃げることも出来るでしょう…。でも、わたし達ALS患者は、誰かの手を借りて迷惑を掛けないと死ぬ瞬間までも生きていけないのよ。全然違うし。ひかたんさんのブログをみていたら、こんな日記があった。まるで自分のことの様……。せめて、狼じゃなくて大型犬くらいで止めておきたいな…。