テーマ:パソコンの調子が悪い(1032)
カテゴリ:パソコン
愛用しているマイクロソフトのインテリマウスオプティカルが,一回クリックしただけでダブルクリックの動作をするようになった。コントロールパネルのマウス設定でダブルクリックの速度をいじると直ったりするが,どうも使い勝手が悪い。2年近く酷使してきたのでそろそろ寿命なのだろう。以前誤って買ってしまったインテリマウスオプティカルの偽物を代わりに使うのも嫌なので,また新しいインテリマウスオプティカルを買うか,それとも今度はインテリマウスエクスプローラーにしてみるか,などと思いつつ調べていると,この現象を修正できるというフリーソフト,「マウスチャタリングキャンセラ」を発見。とりあえず試してみることに。 マウスのシングルクリックがダブルクリックになってしまうのは「チャタリング」という現象で,スイッチの接点の劣化が原因のようだ。接点が切り替わる時に電気信号がオンとオフを繰り返すというこのチャタリングは,もともとは常に起こっている現象らしい。そのままだと1回押しただけでも数十回押した状態になってしまうので,マウス側で一定時間内のチャタリングは無視するといった対策がとられているようだ。しかし,スイッチが新品だったときには最適だったこの時間設定も,スイッチの経年劣化により短すぎることになり,シングルクリックもダブルクリックと誤認されてしまうようになるという。 マウスチャタリングキャンセラは,この時間設定をパソコン側で行ってしまうソフト。常駐してマウス入力を常に監視し,クリックの間隔が短いダブルクリックはチャタリングとみなし,シングルクリックに修正してくれる。 起動させると,画面右下のタスクトレイに黄色いアイコンが表示された。アイコンを右クリックすると間隔や判定方式を変更することができるが,とりあえずデフォルトの状態のままシングルクリックしてみる。すると,今までダブルクリックになってしまっていたところが普通のシングルクリックに戻った!クリックはパソコン入力の基本なだけにあらゆる作業に影響が出ていたので,かなりうれしい。 常駐し,マウスでクリックするごとに働いているはずなので,他のソフトウェアの動作に影響したり重くなったりしないか気になっていたが,タスクマネージャを見るとメモリ使用量は7MB程度で,しばらく使ってみても違和感はほとんど感じない。このソフトのおかげで,ホイールボタンなどが物理的に壊れるまでインテリマウスオプティカルを使い倒すことができそう。 新製品市場:マウス・トラックボール 通常のノートPCを手軽にペンタブレット化:DUO for laptop 【楽天市場】先取り&早わかり!パソコン2009夏モデル速報 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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