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カテゴリ:自己啓発
先日の新聞にライブドアのニッポン放送買収騒動の時に、 ホワイトナイトで一躍有名になったソフトバンク・インベストメントの 北尾吉孝氏の、この度のライブドア事件に関するコメントの記事の中で、 2日前にご紹介した京セラ創業者の稲盛和夫氏の「人生の方程式」のお話が あったので、本日も稲盛語録より一筆。 稲盛氏は、「人生の方程式」として 「人生・仕事の結果」=「能力」×「熱意」×「考え方」 と、表現されています。 持って生まれた素晴らしい「能力」があり、誰にも負けない努力をする「熱意」があれば、 少々考え方が悪くても、トータルすればOKではないかと、人は思いがちです。 果たしてそうでしょうか? 例えば、「能力」が100点、「熱意」が100点、そして「考え方」が50点。 足し算で合計すると、250点です。 300満点中250点であれば、まずまずの成績ですよね。 しかし、稲盛流の哲学では、 人生の成果は”足し算”ではなく”掛け算”で表されるのだと言う。 しかも、「考え方」に関しては、プラス100からマイナス100まである。 ここで同じように計算してみると、 「能力」が100点、「熱意」が100点、そして「考え方」がマイナス50点。 これを掛け算で計算してみると、その合計は、マイナス500000点です。 取り返しのつかないような酷い成績となってしまいます。 反対に、「能力」が10点しかない、でも「熱意」は100点ある、 そして「考え方」はプラス100点。 その結果、合計は、プラス100000点となり、 とんでもない人生の結果の差が生まれるのである。 このように、 人生や仕事の結果・成果は、どんなに優れた能力を持っていても、 どんなに一生懸命にがんばっても、 その人の根底にある心のあり方・モノの考え方によって 天国と地獄ほどの結果の違いが生まれるということです。 この度の、ライブドア事件の結果は、大変な「能力」と「熱意」があっただけに、 全体のマイナスがとてつもなく大きくなってしまったもの言えるでしょう。 この稲盛氏の人生の方程式に当てはめて考えたとき、 いかに日頃からのモノの考え方・心のあり方が大切なものかを 思い知らされます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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