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カテゴリ:自己啓発
銀座まるかんの斎藤一人氏の話の中で、 モノゴトの判断基準は、「正しい」か「正しくない」かより、 「楽しい」か「楽しくない」か、が大切というものがある。 テーマだけを聞くと、魔邪のネタではないが「世の中のちゃらちゃらした奴らぁ~」が 喜びそうな話かぁ?と思いますが、内容はそうではない。 「楽しければいいじゃん!」という若者の考え方が広がる中で、誤解を受けそうなテーマだが、 「楽しい」と、「楽(楽ちん)」は、決してイコールではない。 「楽しい」の中には、「学び」も「気づき」もあるが、 「楽」だけの世界には、何も自分を成長させるものがない。 自分に都合の良い解釈で、言葉の真意を逸らさないで欲しいと思う。 私は、この話を聞くまで、ずっと「正しい」か「正しくない」を、自分の価値観としてきた。 しかし、ある時、正しいことを言ってるはずなのに、 反発してこられる方が結構多いことに気が付いた。 例えば、「食品の裏側」などを暴露する内容などは、世の中にとって「正しい」ことである。 しかし、一方で、その仕事に従事するものにとっては、迷惑極まりない話である。 以前には、そういう方々から脅迫に近いような電話を何度かされた経験もあります。 また、宗教に勧誘にこられる方は、ご自分が信仰されている宗教が 一番「正しい」と思われています。 それはとても良いことなのですが、勧誘したのに話に乗ってこないと、 人のことを、非難したり誹謗中傷したりする場合が時々あります。とんでもない話です。 このように、 自分の持っている価値観でモノゴトを見た場合、 それは「自分にとって正しいこと」でも、 「相手にとっては正しくないこと」ってことが 結構多いことに気づきます。 戦争がまさにそうです。 「正しい」「正しくない」で、価値観が合う者同士が「味方」となり、合わない者は「敵」です。 勝った方が「正しい」ということになり、負けた方が「正しくない」とされます。 同じ人殺しでも、勝った方は「ヒーロー」で、負けた方は「犯罪者」です。 決してそんな単純なことではないことは、誰でもお分かりになりますよね。 自分の価値観や考え方の押し付けが、トラブルを引き起こします。 争いを引き起こします。 もちろん、経験や知識不足により、間違った考え方をされておられる方もあるかもしれませんが、 それでも、「正しい」か「正しくない」かと、強引に押し付けるような形でのお話の仕方は、 相手を傷付けることにつながります。 ついついやってしまうんですけどねぇ。(^_^;) このブログなんか、ホントご都合主義の賜物?ですよね~。m(__)m 一方、「楽しい」か「楽しくないか」というモノサシは、 自分を幸せにするために大変良いモノの見方だと思います。 間違って解釈すると、自分が楽するためのご都合主義的になってしまいますが、 決してそうではありません。 「楽しい」ことって言うのは、一生懸命になりますし、上達も早く、 長く続けられるものです。 もっと楽しくなりたいと思うから、少々キツくてもがんばろうと努力します。 でも、そこには、気持ちの余裕や心のゆとりというものがあり、 周りも楽しくなるものです。 その結果として、いろいろな意味で「楽」になるのだと思います。 (初めから「楽」をしたいがための「楽しい」は、反対の結果を生みますよ!) 「正しい」か「正しくない」かで取り組むと、価値観の違う方との争いで 辛かったりしんどくなったり、時には悲しい思いをするんです。 「正しいこと」は、イコール「楽しいこと」とはならない場合も結構あるのです。 「楽しくない」ことは、無理にしない方がいいですよね。 (もちろん、世の中のためにやらなきゃいけない場合もあります!!) 自分にとって何が「楽しい」のか? 改めて、考えてみることはとても大切なことです。 後は、少しずつでも行動に移して「やってみる」ことですね。 いろいろなことにチャレンジしてみてこそ自分が見えてくると思います。 何もしないで「楽しい」ことは起こりませんから。(^_-)-☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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