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カテゴリ:自己啓発
はい!久々の登場です! サボり倒して早一週間、みなさまお元気でしょうか?もっ、申し訳ない。(^_^;) 「国家の品格」よく売れてるみたいですね。 一生懸命読ませていただきましたぁ~。って、なんじゃそれ~? とても読みやすく分かりやすい内容でした。おすすめの一冊です。 構造改革の名のもとに、留まるところを知らないアメリカ化に警鐘を鳴らすという意味では、 日本という国柄を改めて見つめ直す格好の機会になるのではと思います。 私は自称右翼でありますが、この本の中にとても納得の一文がありました。 愛国心は、英語でナショナリズムですが、私が想う愛国心と、ナショナリズムでは どうもニュアンスが違うなぁと思っていましたら、 「愛国心」という言葉には、「ナショナリズム」(国益主義)と「パトリオティズム」(祖国愛)の 両方の意味が備わっているとのこと。 となると、よく危険な思想的にとられるナショナリズムは、アメリカ、中国、韓国にピッタリお似合いで、 我々日本人が考える愛国心は「祖国愛」の方であると言えます。間違いない!!(古っ?) 著者の藤原正彦氏は、日本人の特徴を、「情緒」と「形」という言葉で表しています。 世界中どこにもない、日本人だけが唯一持ち得るすばらしいものとして、 悠久の自然と儚い人生という対比の中から感じる、 「もののあわれ」と表されるような無常観であり、 武士道精神として、日本人の心の中に受け継がれてきた 行動基準、道徳基準をあげておられます。 まさにその通りだと思います。 武士は、金銭よりも道徳を上に見るという日本人の精神性の高さを最も現しており、 その武士道精神は、日本人の心の中に脈々と受け継がれてきました。 しかし、アメリカによる日本人弱体化戦略にまんまとハマり、欧米主導の グローバル化という名の植民地支配のもと、日本という国柄、国家の品格を 失ってしまいました。 理論ですべてを貫く欧米社会では、すべての物事を白か黒でしか判断しようとしません。 日本流で行けば、それらは本来すべてグレーだと著者は言う。 その理由は、論理で説明できない部分をしっかり教えると言うのが日本の国柄であり まさにそこに我が国民性の高い道徳の源泉があったのだと。 日本人特有の「情緒」とは、論理以前にその人の”総合力”であると。 この言葉に深い意味を感じました。 日本人は、四季という気候風土の中で、自然に聖なるものを感じ、 自然と調和し自然とともに生きようとした。 こうした自然に対する繊細な感受性が、日本人の民族としての謙虚さを生んできた。 この「国家の品格」から、こうして改めて、日本人の持つ独特の無常観を知らされて、 日本人として、感じる心、感性を養うことは本当に大切なことなんだと 改めて思い知らされました。 これからも、日本人であることの誇りを忘れず、謙虚に学び続けたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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