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2006/10/07
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カテゴリ:自己啓発

ゆるすということ

「ゆるすということ」ジェラルド・G・ジャンポールスキー著






「ゆるすということ」


これは、実は簡単なようで、とても難しいことです。

というよりも、人生最大のテーマ? と思うことすらあります。





私は、これまでの人生の中で、「絶対にゆるすものか!」

と、誰かや、何かに対して、怒りや憎しみを持ったことがあります。

いえ、正確には、”持ち続けてきた” と、言えるでしょう。



常に心の中のどこかで、何かに対して、そんな感情を抱いてきたように思います。




「正しいか」、「正しくないか」。

そんなモノサシを持たれている方ほど、こうした感情に

人生を揺り動かされて来られたのではないでしょうか。




時には、争いごとになるような激しいぶつかり合いもありました。

時には、夜も眠れないくらいストレスを感じることもありました。


この壁を乗り越えなければ、また同じ問題にぶつかると、

解決に向けて、正面からぶつかっていったこともありました。



そして、その問題は解決したのか?と言うと、

正確には解決してないと言えるものの方が多いかもしれません。



何かやりきれないモヤモヤしたものを心の隅に持ち続けながら、

その問題から目を逸らすことで、自分の気持ちを抑えてきたように思います。



そして、時間が経つにつれ、次第にその感情が薄れて、

いつしか気にならなくなっていきます。

私の場合は。





中には、ずーっと怒りや憎しみの感情から離れることができずに、

ついには犯罪に走ってしまったり、病気になってしまう人も多くいるのではないでしょうか。





「ゆるすということ」




この本の中に、こんなことが書かれています。



・ ゆるすことで、私たちは自由になります。

・ ゆるしによって、自分の本当の姿がわかります。

・ ゆるしは癒しをもたらします。

・ ゆるしは自分も他人も癒します。




そして、こんな一文も。



・ 他人をゆるせないとき、
  
  それはいままで目を背けてきた

  あなた自身を見ているときかもしれない。








今、ベストセラーになっている、野口嘉則氏の 「 鏡の法則 」 も、

テーマは 「 ゆるし 」 、そして 「 感謝 」 であるようです。




斉藤一人氏のお話の中にも、「 ゆるし 」 に関するお話があります。


どんなに許せない相手がいても、声に出して、

「○○を許します。」と、3回言う
のだそうです。
(初めはかなり抵抗があると思います。^_^;)

また、それと合わせて

「自分を許します。」と、3回言います。


そうすることで、その言葉に気持ちはこもっていなくても、

次第にスーッと心が軽くなっていくそうです。



実は、私も車の中で、そのCDを聴きながら、一人でやったことがあります。(笑!)

でも、不思議と、今まで怒っていた自分が馬鹿らしくなり、心が楽になりました。

ぜひ、みなさんもやってみてください。



人は、常に心のどこかで、何かに対して、

怒りとか、憎しみとか、憤りを感じているものです。

それは、無意識のうちに心に住み着いている場合もあるようです。

心の中の、それらの感情から解き放たれたとき、

また新しい自分に出会えるのかもしれませんね。




ぜひ一度、この 「 ゆるすということ 」 というテーマを考えてみられると、

新しい発見があるのではないでしょうか。








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Last updated  2006/10/07 10:55:11 PM
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