|
カテゴリ:自己啓発
「ゆるすということ」ジェラルド・G・ジャンポールスキー著 「ゆるすということ」 これは、実は簡単なようで、とても難しいことです。 というよりも、人生最大のテーマ? と思うことすらあります。 私は、これまでの人生の中で、「絶対にゆるすものか!」 と、誰かや、何かに対して、怒りや憎しみを持ったことがあります。 いえ、正確には、”持ち続けてきた” と、言えるでしょう。 常に心の中のどこかで、何かに対して、そんな感情を抱いてきたように思います。 「正しいか」、「正しくないか」。 そんなモノサシを持たれている方ほど、こうした感情に 人生を揺り動かされて来られたのではないでしょうか。 時には、争いごとになるような激しいぶつかり合いもありました。 時には、夜も眠れないくらいストレスを感じることもありました。 この壁を乗り越えなければ、また同じ問題にぶつかると、 解決に向けて、正面からぶつかっていったこともありました。 そして、その問題は解決したのか?と言うと、 正確には解決してないと言えるものの方が多いかもしれません。 何かやりきれないモヤモヤしたものを心の隅に持ち続けながら、 その問題から目を逸らすことで、自分の気持ちを抑えてきたように思います。 そして、時間が経つにつれ、次第にその感情が薄れて、 いつしか気にならなくなっていきます。 私の場合は。 中には、ずーっと怒りや憎しみの感情から離れることができずに、 ついには犯罪に走ってしまったり、病気になってしまう人も多くいるのではないでしょうか。 「ゆるすということ」 この本の中に、こんなことが書かれています。 ・ ゆるすことで、私たちは自由になります。 ・ ゆるしによって、自分の本当の姿がわかります。 ・ ゆるしは癒しをもたらします。 ・ ゆるしは自分も他人も癒します。 そして、こんな一文も。 ・ 他人をゆるせないとき、 それはいままで目を背けてきた あなた自身を見ているときかもしれない。 今、ベストセラーになっている、野口嘉則氏の 「 鏡の法則 」 も、 テーマは 「 ゆるし 」 、そして 「 感謝 」 であるようです。 斉藤一人氏のお話の中にも、「 ゆるし 」 に関するお話があります。 どんなに許せない相手がいても、声に出して、 「○○を許します。」と、3回言うのだそうです。 (初めはかなり抵抗があると思います。^_^;) また、それと合わせて 「自分を許します。」と、3回言います。 そうすることで、その言葉に気持ちはこもっていなくても、 次第にスーッと心が軽くなっていくそうです。 実は、私も車の中で、そのCDを聴きながら、一人でやったことがあります。(笑!) でも、不思議と、今まで怒っていた自分が馬鹿らしくなり、心が楽になりました。 ぜひ、みなさんもやってみてください。 人は、常に心のどこかで、何かに対して、 怒りとか、憎しみとか、憤りを感じているものです。 それは、無意識のうちに心に住み着いている場合もあるようです。 心の中の、それらの感情から解き放たれたとき、 また新しい自分に出会えるのかもしれませんね。 ぜひ一度、この 「 ゆるすということ 」 というテーマを考えてみられると、 新しい発見があるのではないでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[自己啓発] カテゴリの最新記事
|