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テーマ:タイ(3327)
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すでに日本のメディアやソーシャルメディアで盛んに報道されていますが、17日夜6時55分頃、かつて赤服デモ隊が2ヶ月にわたり占拠して最終的に軍に強制排除され多数の死傷者を出したラチャプラソン交差点角のヱラワン廟において爆弾テロが発生しています。 バンコクポスト紙等の報道によると、道路際の石のベンチの下に仕掛けられたTNT3-5キロを使ったバイプ爆弾が爆発。 タイ時間午後11時現在の報道では死者19 名、負傷者117名以上の大惨事となっています。 また、さらにヱラワン廟前のBTSの支柱に仕掛けられた爆弾も発見されましたが、こちらは爆弾処理班によって無事に処理されたようです。 今回のテロは、バンコクで発生した爆弾テロとしては過去最悪の被害だそうです。 バンコクでは、今までにも政治問題関連と見られる爆弾テロが何度も起こっていますが、政府を揺さぶることが目的なのか比較的僅かな死傷者で済んでいました。 しかし、今回は観光客(特に中国人)と地元の信者で賑わうヱラワン廟を狙った無差別テロです。 なお、犠牲者には中国人2名、フィリピン人1名が含まれているようですが、日本人が巻き込まれているという報道は今のところありません。 ちなみに同日夕方、娘の望がセントラルワールドのスケートリンクにフィギャアの練習に行っていたのですが、爆発時はちょうど地下の駐車場にいて爆発音が聞こえてきたそうです。 その後、警察によってシーロム地区も警戒地区に指定されたこともあり、娘が「お父さん、危ないから早くお家に帰って」と泣きじゃくりながら電話してきてくれました。 お店のほうも予約はそこそこ入っていたのですが、7時以降の飛び込み客はほとんどなく静かでした。 大学生12名の団体さんも食べ放題の注文だったのに、ほんの一時間ほどで急いで帰宅されました。 クーデター以来、治安が回復してテロもほとんど無くなって静かな毎日だったのに、またこんなことが起こって暗鬱たる気分です。 テロの目的はわかりませんが、せっかく回復基調にあった観光業、それからすでに悪化する一方のタイ経済にさらに打撃を与えるのは間違いありません。 反タクシン派の知人は、こんな酷いことをするのはタクシン派に決まっていると怒り心頭にはっしています。 真相がどうであれ、これでまた反タクシン派とタクシン派の亀裂が深まることは間違いなさそうです。 それにしても、人の運命とは時に過酷なものです。 犠牲になられた方のご冥福を祈ると共に、そのご家族、傷つかれた方の体と心の傷が早く癒えますように。 ちなみに、現場一帯以外のバンコクは平静です。 日記を楽しんで頂けたら、下の3つのブログランキングのアイコンにぜひ応援クリックをお願いいたします。 皆様から頂く貴重な一票とコメントを励みに更新しています。^^ どうぞよろしくお願いいたします。 >< にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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