バンコク竹亭日記

昨日のマカーブチャー（万仏節）の夜
妻と近所のグゥン寺へ御参りに行きました。

娘はテコンドーの練習に行っていなかったから
妻と二人でお寺に行ったのは独身の頃以来かもしれません。

実はお寺に行く前にちょっとした事で喧嘩してしまったのですが
本堂を蝋燭とお線香と蓮の花を持って３周回ったら
さすがに心も落ち着きました。＾＾

その後は本堂に入って
お坊さんの読経と講話を聞きました。

もっとも私は、
小難しい仏教用語満載の話を聞いてもよくわからないので
胡坐をかいて瞑想をします。

鼻から深く息を吸い込みながら
全身を大地のエネルギーで満たします。

そして、口からゆっくりと息を吐きながら
ネガティブな感情や考えを一緒に吐きだしてしてしまう事を繰り返します。

お寺の本堂というパワースポットにいるせいか
いつもよりエネルギーが強く感じられて気持が良いです。
心もどんどん静まっていきます。

ところで、
瞑想とムエタイには共通点があると感じています。

ムエタイのトレーニングという
全身を使った激しい運動をしている時は
余計なことを考えている余裕も暇がありません。

特にスパーリング中は
心が飛んでいたら
ぶんぶん飛んでくるパンチや蹴りをまともに受けてしまう。

だから、自然にものすごく集中して５感を研ぎ澄まし
相手の攻撃の気配を察して防御し
隙とタイミングを計って攻撃を繰り出します。

激しくやりあっている最中でも
頭の中は深い森の中にいるように閑としています。

そしてトレーニングが終わった後は
座って瞑想した後のように心もすっきりしているのです。

つまり、私にとって
ムエタイは動的瞑想でもあるのです。

こんな変なこと考えているのは
私だけかもしれませんけど。＾＾：

でも、ムエタイのトレーニングをした後は
とても気分が良くなります。

スタッフがチョンボしても
失礼なお客さんがいても
むっとしたり怒らずに
余裕を持って対処ができます。

瞑想もムエタイも
今の自分の生活に欠かせなません。

日本とはまた違うストレスも多いタイでの生活で
自分を支えてくれる大切な時間だと思っています。


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当店ホームページ竹亭オンライン（右クリック）をご覧ください。

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