日本の病院の創傷治療に驚き
今回の入院で、炎症を起こして膨れ上がってしまった右ふくらはぎを3か所切開して膿を出したのですが、その傷の治療法がタイとまったく違うのに驚きました。タイの病院は、傷口を消毒液で洗浄して水に濡らすことは厳禁。そして、毎日通院させて傷口を消毒します。私立のちょっとハイクラスな病院だと、その度に1000バーツ前後請求されて費用も大変です。でも、今の日本は(初めて知りましたが)湿潤治療というのが普及しているのですね。つまり、消毒液は皮膚の悪い菌ばかりでなく自然治癒を担う良い菌も一緒に殺してしまうので使いません。傷口は石鹸等で洗浄して、白色ワセリンを塗ったガーゼを当てて包帯で巻いておくだけ。こうした方が、自然治癒力が働いて傷も早くきれいに治るそうなんです。私も退院して日本に帰ってきて毎日傷の洗浄を自分でしているわけですが、確かに傷口が毎日きれいになっています。切開した傷自体は深いのでまだ時間は掛かりそうですが、それ以外の皮膚がずりむけてしまった傷は9割方治りました。杖をついて歩く時の傷の痛みも、少しずつ治まってきています。まあタイで26年暮らしている私は浦島太郎みたいなもので、日本は常にどんどん進化しているのでいつ行っても驚かされます。つくづく凄い国だなと思います。私も少しでも自分を変化進化させていかなければと思った次第です。日記を楽しんで頂けたら、下の3つのブログランキングのアイコンにぜひ応援クリックをお願いいたします。皆様から頂く貴重な一票とコメントを励みに更新しています。^^どうぞよろしくお願いいたします。にほんブログ村