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テーマ:大学生母の日記(2892)
カテゴリ:子供
上の子から帰省前に「シャイン」という映画のDVDを借りておいて、と頼まれていました。 6月の定期演奏会で演奏するラフマニノフの「ピアノ協奏曲第3番」が関わっている映画なので 観ておきたいからだそうです。 夫にレンタルを頼むと、自分が観たかったという「テッド」も借りてきました。
せっかくなので私の仕事が休みの日に上の子と2人で「テッド」を観ました。 高見沢さんが昨年一番ハマった映画と言っていたこともあって期待してたのですが わかる人にはわかるという内容やアメリカン・ジョークなどが多くて、 その辺りをあまりよくわかってない私や子供には今一つ…と言う感じでした^^; まあ、テッド自身には不思議な魅力がありましたけどね
一方の「シャイン」は子供が一人で見てしまったので、私は昨日一人で観ました。
<あらすじ>(ウィキペディアより) メルボルンに生まれたデイヴィッドは、厳格な父親の元、ピアニストになるべく英才教育を受けていた。天才少年と呼ばれた彼の元に、イギリスの王立音楽院に留学する話が持ち上がるが、父親がそれを許さなかったため、家を飛び出す形でロンドンに渡る。ロンドンでピアノに打ち込むデイヴィッドは、コンクールで難関であるラフマニノフの「ピアノ協奏曲第3番」に挑戦し、見事に弾いたものの、その後精神に異常をきたし始める。
デイヴィッドの苦悩と再生が物語のテーマだと思うのですが、 私には親子関係の悲しさが一番心に残りました。 父親は自分が音楽をやりたかったのに父親が許してくれなかった、という過去を持っていて 自分はそんな親になるまいとして、息子のピアノ教育に熱心になる。 でも息子への愛情が強すぎるあまりに厳しくあたってしまったり、 せっかくの才能を伸ばせるチャンスがきても、自分の元を離れることを許さない。 客観的にみればひどい親なのですが、 一歩間違えば自分だってそうなってしまいそうな気がします。 だから父のひどい言動にも思わず涙がこぼれて… デイヴィッドが精神を病んでしまったのも、 せっかく父に優勝したことを報告しようと電話をしたのに 父は何も答えず電話を切ってしまったからなんでしょう。 あんなに子供を愛していたのにこんな事になるなんて…親子って難しいです。
医者からピアノを弾くことを止められたデイヴィッドでしたが、 結局彼を救ったのはピアノを弾くことでした。 そんなラストシーンは感動的でした
また今まで「ラフマニノフの3番」がそんなに難しい曲だとは知らなかったし、 この物語の中ではそれを弾きこなすことが危ないことのように描かれていたので 実際にこの曲を聴くのが少し怖くなってしまいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年05月14日 21時20分32秒
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