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テーマ:好きな絵本教えて下さい(711)
カテゴリ:本
今日は十三夜のお月見でした。 台風18号の関東直撃で無理かと思っていたのですが 午後は台風一過で天気も回復し、夜には雲の間からきれいな月を見ることができました。
満月でもない十三夜になぜ月見をするのか不思議に思って調べてみると (今はすぐにネットで調べられるので便利ですね) 日本には「不足の美」という考え方があるということがかかれているものがありました。 満月よりも少し欠けている十三夜の月のほうが美しいという考え方なのですね。 ちょっと素敵、と思いました。
「不足の美」と聞いて大好きな絵本を思い出しました。
何かが足りない「ぼく」は、足りないかけらを探しています。 いろんなかけらに出会いながら、ついに自分にぴったりのかけらに出会います。 ところがかけらがピッタリはまって真ん丸になった「ぼく」はすごいスピードで転がってしまう。 道端に咲いているきれいな花を見ている暇もない。 それで「ぼく」はかけらをはなして、またゆっくりころがっていく…そんな話です。
列車の旅なら各駅停車が楽しい、山登りならぐるっと回りながらの方がいろんな景色が見える、 人間だって完璧でない方が味がある…そんなところでしょうか。
でも満月もきれいですよね。 10月8日は皆既月食です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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