|
|
|
2016年02月14日
テーマ：大学生母の日記(2892)
カテゴリ：お出かけ
「早めに帰って」と言われたのでいつまでも居るわけにもいかず、 お昼も食べずに部屋を後にしました。 「元気出して」としか言えませんでした
帰りのバスの集合時間は23時、たっぷり時間が空いてしまいました。 いつもだったらそっちこっち観光して…というところですが、そんな気にもなれません。 伏見稲荷だけは寄って帰ろうと思ったのですが すぐに乗り物にも乗る気になれず、ブラブラと当てもなく歩いていました。
するとその日は全国女子駅伝が開催されていて、まもなく選手がやってくるようでした。 コースになっている道を逆に歩いて行くと、しばらくして選手たちに行きあいました。 華奢な女の子達が懸命に走る姿に、思わず涙が出てきてしまいました スタートしてから結構時間が経っているのか、 先頭から最後まではかなりの差がついてしまっていました。 駅伝なので、最後の方の子はさぞ辛いことでしょう。
一度は行ってみたいと思っていた伏見稲荷は、たくさんの人で賑わっていました。
千本鳥居はほんとにびっしりと立ち並んでいて、不思議な空間でした。
このあたりで引き返す人が多いのでしょうが、 時間はたっぷりあったので、稲荷山の山頂まで登ってみることにしました。 結構急な石段が続き、かなりきつかったですが、 頂上まで登ることで何かがいい方向に向かってくれるんじゃないか… なんて願掛けのような気持ちで登ってきました。 途中で上の子の幸せを祈っておみくじを引くと大吉で、少しほっとしました。
山道を降りている途中、夫からメールが来ました。 大雪の予報が出てるから新幹線で帰ってきなさい、と。 2日前にあの夜行スキーツアーバスの大事故があったばかりだったのです。 でもキャンセル料もかかるし、有名な会社だし、雪が降ったとしても山道じゃないし、 事故があったばかりだから気をつけるだろうし…なんて思う一方、 もし事故が起きたら起きたでちょうどいいんじゃない… なんて投げやりな思いも頭をよぎって、まだ新幹線には十分間に合う時間でしたが 「バスで帰る」と返信しました。
伏見稲荷を後にする頃には薄暗くなっていましたが、バスの集合時間まではまだまだ。 東寺の五重の塔はライトアップされてるんだっけ、と、ぶらぶらと行ってみました。 いつも新幹線ホームから眺めるだけだったので、近くに行ってみてその大きさに驚きました。 光に照らされた姿がとても幻想的でした。
そのあとは駅付近のお土産屋さんをゆ～っくり覗いてから大階段へ行ってみました。 色々なデザインに変化するイルミネーションが綺麗で、しばらく見ていました。
さらにその階段の上にかかる空中通路も通ってみたのですが、 近未来的なとても不思議な空間でした。 人気がほとんどなくて怖いくらいでしたが、ところどころにビュースポットがあって、 恋人たちが寄り添ったりしてました。 大階段も通路も駅のデートスポットなんでしょうね。 オバサン一人で歩いてるのは場違いな感じでした。
21時過ぎに夕食にしました。 湯葉丼だけで良かったのですが、単品は無かったのでにしんそばとのセットを。 時間を潰すのももう限界。 かなり早めでしたがバスの待合所に入り、たっぷり歩いた足をフットマッサージ機にかけつつ、 途中のブックオフで買った本を読んだりして待ちました。
23時20分、やっとバスが出発しました。 次に来るのはいつになるのかな…と思いつつ。
夜行なので途中のアナウンスなどはないし、カーテンも開けないように言われていたので どのあたりを走っているのかわからないまま朝を迎えました。 まだ最初の降車場所にも着かないのかな…とぼんやり思っていると、 しばらくしてアナウンスがありました。 途中、雪や事故などの影響があり、渋滞したり一般道へ降りたりして、 だいぶ遅れているとのことでした。 その後、平和島PAでの休憩時にバスを降りると、 雪は雨に変わっていて、足元はシャーベット状の雪でびちゃびちゃでした。 座席のテレビをつけると、都内は結構降ったようで大騒ぎになっていました。 結局千葉に着いたのは約2時間遅れの10時過ぎ、家に着いたのは11時近くでした。 その間飲まず食わずだったので、夕飯、しっかり食べておいてよかったです^^;
京都から約11時間も乗ってたのですが、 始発は大阪だったので、運転手さんたちは12時間以上仕事してたわけです。 しかも雪が降ったので、チェーンの着脱なんかもあったのかもしれません。 バスを降りるときに「お疲れ様でした」と声をかけてくれたので、 私も思わず「運転手さんも長いことお疲れ様でした」と言うと 「いや～仕事ですから 仕事とはいえ、頭が下がります。 やはり長距離バスの運転という仕事は大変だなぁと思いました。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
[お出かけ] カテゴリの最新記事
|
」と笑って返してくれました。
