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テーマ:年老いた両親の事(300)
カテゴリ:家族
お盆休みも迫った10日の夕方、実家に電話したら母が熱を出したとのこと。 平熱が低いのに38.8度もあると聞けば穏やかではいられません。 父だけでは頼りないので、すぐに行こうかと言ったのですが 母は「病院にも行ったから大丈夫、来なくていい」と繰り返します。 それでも出勤予定だった翌日は急遽休みをもらい、朝6時の電車に飛び乗りました。
8時頃に実家に着くとビックリ、母が朝食の支度をしてるのです お父さん、そのくらいやってあげてよ~ 聞けば37度台には下がってるとのことでしたが咳がひどく、 肺炎や気管支炎になっても困るので、翌日もう一度病院に行って咳止めをもらいました。 4日間、買い物、掃除、洗濯、お盆の準備(田舎なのでいろいろあるのです)などしてきました。 4日も実家にいたのは結婚してから初めてでした。
父はこの頃精神的に本当に弱ってしまっています。 しょっちゅう不調を訴え病院に行くのですが、調べてもらってもどこも悪いところはないのです。 5年前に骨折した腰もすっかり治っているはず。 それでも「痛い」と感じるのは精神的なものからきている「幻の痛み」なんでしょう。 骨折した恐怖心から、また幻の痛みから動くことをしなくなり、足が弱っていく。 足が弱るから余計動かなくなる…悪循環です 熱がいつもより2分高いだけで気に病んで、自分で自分の具合を悪くしたりしてる。 「むずむず脚症候群」だって手術で治らなかったということは精神的なものが原因なのでしょう。 人が来て喋っていたり、何かに熱中してたりすれば、むずむずなんて全く感じないのですから。 そんな父に振り回され、おちおち寝てもいられない母がかわいそうでなりません。
いっそのこと2人でリハビリ設備の整った老人ホームに入ればいいのかとも思いますが 母は花が好きで、その世話をしたりするのが生きがいのようなので 老人ホームに行ったら母が弱ってしまいそう。 かと言って父だけ入れたら、母がそこに通うのも大変。 同居は難しいのでせめてうちの近くに引っ越してもらおうか… でも慣れ親しんだ環境を離れて弱ってしまう老人の話も聞くし…
また、母からいろいろ話を聞いたのですが 父や母のきょうだいたちも年老いて、大抵弱ってしまった夫を妻が面倒見ているようです。 母のこれからや自分のこれからを思うとき、 長生きはリスクなのかもしれないと思ってしまいました。
私が行っている間に父まで、咳が出始めてしまったのですが、 15~16日は妹が行ってくれるとのことだったので、あれこれ悩みながら帰ってきました。
ところが、今日電話をしてまたビックリ。 「お母さんが気を遣うから1人で行ったほうがいいよ」と言ったにもかかわらず、 妹は旦那を連れて行ったのです。 手伝うことがあるかもしれないから…とのことだそうですが、 他人が泊まるとなれば布団やお風呂や食事やいろいろ気を遣うに決まっています。 なんで母が具合の悪い時にそういうことをするのか、妹の気がしれません。 向こうに着いたのも午後だったようだし、何しに行ったんだ
言い訳ばかりでよくなる努力をしない父と、 若い時と変わらずお客様気分で帰省する妹に腹が立ってたまりません
自分の家の問題だけでもしんどいのに 職場では先日同じ部署の仲間が8月末で辞めると言い出し、バタバタしています。 そして今回の実家の件。 なにもかも投げ出したい気分です お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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