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テーマ:大学生母の日記(2892)
カテゴリ:子供
大学4年の上の子、今週大学院の入学試験がありました。 卒論のための配属で外れてしまった研究室にリトライするつもりで頑張っていました。 ただ大学院の定員は卒論の定員よりさらに減ってしまいます。 よほど優秀な成績でない限り、4年生から配属している学生のほうが有利でしょう。 なので、同じような研究をしている他大学の研究室も併願する予定で 春休み中にそちらの研究室も訪ねたりしていました。 ところが5月に試験日が発表になると、 なんと今年は両大学の試験日が重なっていました
今の大学なら第1志望が通らなくても、 第2志望以下でなら合格する可能性はかなり高いと思います。 でも第2志望以下の研究室は自分がしたいこととは違う…。 5月末になり「他大学1本で受験することにした」と連絡がありました。
ただ他大学を受験することだって簡単ではありません。 学部も異なってしまうし、やはりその大学の学生の方が有利でしょう。 受かったら4年間慣れ親しんだ土地や仲間から離れ、1からのスタートになる。 今の大学の院なら続けることのできるオケだってできなくなる。 決心には勇気がいったことでしょう。 親としてはもう何もしてやることもできません。 子供の勇気を尊敬しながらも、 でも、もしダメだったらそのあとはどうなるのだろう…とか、 時に不安な気持ちになりながらの日々でした。 そして迎えた3日間の院試。 2日目は朝からなので一応モーニングコールをする約束をしていましたが その時間よりも早く「起きたよ」メールが届きました。
ところが午後2時頃、携帯が鳴りました 見ると上の子からです。 慌てて出ると 「母さん、内定もらった!」と。 希望する研究室の教授から「おめでとう」と言われたそうです。 受話器の向こうの声は震えていました。 1月に希望の研究室に外れて以来、さぞ大変な日々だったのでしょう。
1人でよく頑張ったと思います。 辛い状況を乗り越えて自分で決めて掴んだ未来。 この経験はきっと子供の糧になると思います。 おめでとう。 ほんとによかった
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