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テーマ:息子の話、娘の話(1502)
カテゴリ:子供
コンサートに行く時は、最寄り駅まで自転車で行くのですが、
カナケンの日は雨だったのでバスで行きました。 でも帰る頃はもうバスも終わってしまっている時間。 約2キロの道のりを歩いて帰らなくてはなりません。 遅い時間なので歩いている人もまばら。 しばらく歩いているうちに、少し前を行く後ろ姿に目が留まりました。 薄暗いのですぐにはわからなかったのですが、どうやら下の子のようでした。 朝、私が仕事に出かけたときはまだ寝ていましたが、 雨だったので、子供も自転車では行けなかったのでしょう。 少し走れば追いつくな、こんな時なら話をしながら帰れるかな…と一瞬思いました。 でもここ数年の子供との生活を思うと、和やかに話しながら…なんて非現実的。 子供にすれば、私に話しかけられるのはうざったいでしょうし 話しかけてろくに返事もされなければ、こっちだってさっきまでの幸せな気分も台無し。 それで追いつくのはやめました。 途中信号がいくつかあります。 もう車はほとんど走ってないので、私だったらきっと信号無視して渡っちゃうだろうのに 下の子、なぜかしっかり信号待ちしてるので追いつきそうになってしまいます。 そんな時は少し離れて待ったりして…^^; 生真面目な本質は今でも変わってないんだろうか…と思ったり、 いやいやスマホの画面でも見てるんだろう…と思ったり、 あ~あ、なんでこんなめんどくさいことしてるんだろ…なんて情けなくもなったり いろんなことが頭の中をめぐってました。 幼稚園の頃は手をつないで幼稚園までの道を歩いたな~ 寝る時は私の指を握って寝てたな~ その時急に、さっき高見沢さんが言っていたことが頭の中によみがえりました。 永遠なんてものはない でも、心で感じるものは永遠なのかもしれない 子供はいつまでもかわいかった小さい頃のままではないけれど、 かわいかった頃の思い出はずっと私の心の中に残ってる。 あぁ、きっとこういうことなんだ… さっき高見沢さんの口から 「俺たちもいつかステージを降りる時が来る」 と言う言葉も出たのですが、現実にあんなにパワフルなステージを見た後だったし それをわかっていも信じたくない気持ちの方が大きくて 少し漠然と感じていたあの言葉が、急に実感を伴って胸に迫ってきました。 無理に追いつかなくて良かった、と思いました。 いつもは結構長くてつらい帰り道、この日は忘れられないものになりました。 あなたに贈る愛の歌 [ THE ALFEE meets The KanLeKeeZ ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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