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テーマ:散歩・散策(160)
カテゴリ:お出かけ
横須賀でのTHE ALFEEのコンサートに行く前にちょっと寄り道。
途中の駅にコメダがあったので、そこに行くためだけに下車しました^^; 土曜ということもあって何組か並んでました。 並ぶのは嫌いだけど、わざわざ来たので仕方ありません。 20分ほどでカウンター席に案内され、迷うことなく小倉ノワールとコーヒーを注文しました。 コーヒーが手前にあるのでわかりづらいですが、レギュラーサイズのほうです^^; 普通のシロノワールもおいしいけど、 甘い小倉あんとソフトクリームに甘酸っぱいイチゴソースがとても合っておいしいです コメダは名古屋で2店舗に入りましたが、どちらも行列なんてしてなくて 当たり前だけど地元に根付いている喫茶店という感じでした。 雑誌や新聞を手に、ず~っと居てもいい雰囲気もありました。 でもやはりこっちのほうだと、立地にもよるでしょうけれど特別感あるお店って感じで、 まだまだ行列してるし、あまり長居しては申し訳ない感じのお店でした。 その後は横須賀へ 横須賀へ行くのは1992年の夏のイベント以来です。 その年の夏イベは米軍厚木基地の中で開催される予定でした。 でもイベント開催予定の8月9日が長崎に原爆が落とされた日だったことや 騒音の面からクレームがつき、 すでにチケットが届いていたにもかかわらず中止となってしまったのです 夏イベ史上一番のトラブルだったと思います。 でも、その後新しい場所を探して当初と同じ日程で開催されたのが 「横須賀海辺ニュータウン」という場所でした。 さぞかし大変だったと思いますが、ALFEEスタッフの底力には驚かされました。 (当初のチケット:パスポートのような形でした) そんな横須賀にはアメリカの海軍や海上自衛隊の基地やがあります。 それらを船の上から見ることができる「YOKOSUKA軍港めぐり」というクルーズがあります。 前日にそれを知って乗ってみたいな~と思ったのですが、当日の天気予報は雨 結局ネット予約のボタンを押せませんでした。 横須賀に着いたのは15時過ぎでした。 一応乗船場に行ってみると、最終便の16時にはまだ空きがありました。 雨が降っていたので、また今度にしようかとも思いましたが 今度があるかもわからないし、思い切ってチケットを購入しました 乗船時間少し前に港に行くと、15時の船が帰ってきたところでした。 雨なのに思ったよりたくさんの人が乗船していましたし、 屋根付きのデッキにもたくさんの人がいたので少しほっとしました。 16時の船にも結構たくさんの人が乗り込みました。 多くの人は雨に当たらない暖かい船室に入りましたが、私は迷うことなくデッキへ。 風は冷たかったけれど、やはりこういうのは外で見たい派です。 ガイドさんが生で周囲に見える船や建物の説明を笑いを交えながらしてくれます。 日によって入港している船が違うので、案内にはかなりの知識がいるだろうな~と思いました。 デッキでは直接ガイドさんの姿が見えないのがちょっと残念でした。 出港して最初に見えてきたのは日本の潜水艦です。 しかもこの日は2隻も停泊してました。 少し離れてたので実感がありませんでしたが、 ジャンボジェット機くらいの大きさがあるそうです。 米軍のイージス艦は3隻見えました。 射程距離は秋田から和歌山あたりまでだそうで、 これが3隻もあれば日本のすべてをカバーできるそうです。 白っぽい八角形のものがレーダーだそうで、これがイージス艦の目印だそうです。 (右:イージス艦 カーティス・ウィルバー) ちなみに日本のイージス艦は1隻作るのに1500億円かかるそうで、 これは新国立競技場の工事費、ディズニーランドの総工費と同じくらいだそうです (海洋観測艦 にちなん) (左:補給船 ときわ 右:護衛艦 ゆうぎり) 「非常に珍しいものを…」と紹介されたのは引退した掃海艦です。 引退した船は機密保持のためにも割とすぐに壊されてしまうため こうして見られる期間は短いんだそうです。 掃海艦とは海中の機雷を除去するための船なので、 機雷が反応してしまう鉄では作れないとの事。 この船は木造なのですが、木の船を作れる職人が居なくなってしまった現在はFRP製で、 これは最後の木造の掃海艦とのことでした。 もう船の番号は消されてしまっていましたが、 うっすら見えた番号から調べたら「はちじょう」のようです。 もう一つレアなものを見ることができました。 各船には旗が掲揚されているのですが、降下するのは日没時と決まっているそうです。 この日の日没は16時33分で、ちょうどその瞬間に立ち会うことができたのです。 なぜレアかというと、このクルーズは45分間で、16時の回があるのは11月まで。 なぜならそれ以降は暗くなってしまうからです。 しかも16時の就航は土日祝のみ。 なのでクルーズで「自衛艦旗降下」を見ることができるのは年に4、5回しかないそうです。 「自衛艦旗降下」は厳粛な儀式だそうで、その時にはガイドさんも話すのをやめて ラッパが鳴り響くなか、2隻の船の降下の儀式をみんなで静かに見守りました。 軍艦旗が日の丸ではなく旭日旗である理由ですが、 日の丸だとたなびいていないときに白い部分だけが見えて 降伏の白旗に見えてしまう恐れがあるからだそうです。 乗船するかどうか迷ったクルーズでしたが、思いがけない経験ができてとても良かったです。 停泊している船は毎日違うとのことで、 日によっては空母や南極観測船を見ることもできるとか。 また横須賀に来る機会があったらぜひ乗船してみたいと思いました。 コンサートの開場は17時15分。 時間をうまく使えた1日でした お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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