MY DIARY

私も父もまだ老人ホームというものに慣れず、
何かと用事ができて、週に2回くらいのペースでホームを訪ねる日々です。

そんなある日、玄関を入り靴を脱ごうとしていたら、受付近くにいた見覚えのないスタッフの方に
「〇〇（苗字）さん！」と声をかけられました。
私、何かしちゃった
もう何度も来ているので、名前を憶えられてる？…と思いましたが
続けて「憶えてる？」
えっ？誰？？
眼鏡をはずしていたので良く見えない目を凝らしてじっと見ると…あれ、もしかして…
「Tさん…？」
「そう！久しぶり～！」
なんと子供たちが小学校の時のママ友でした。
思わず手をとり合って再会を喜んでしまいました

上の子も下の子も同学年。
上の子が1年生の時、一緒にPTAの役員をしたことで知り合いました。
夏休みに市の水泳教室に行くのに、交代で送り迎えをしたりもしました。
上の子たちは合唱部のピアノ伴奏のオーディションで競った仲、
下の子たちはバレンタインやホワイトデーの贈り物をした仲。
下の子をめぐって、あちらのお子さんともう一人の子が喧嘩をした…
なんて話を聞いたことも…^^;
でも中学は学区の関係で別になってしまったので、
その後はほんの数回、街で偶然会った時に立ち話をしたくらいでした。
久しぶりに会った彼女はとてもきれいで、充実した生活を送ってるんだろうな～と感じました。

介護スタッフとして働いているとのことでしたが
うちの父のいるフロアの担当ではなかったのでこれまで会わなかったのです。
聞けばもう一人、上の子の同級生のお母さんが働いているとか。
うちから8ｋｍほど離れた隣の市のホームなので
こんなところで知り合いに会うとは思ってもいませんでした。
そのうちゆっくりおしゃべりできたらいいなぁ、と思いましたが、
とりあえず「どうぞよろしくお願いします」とあいさつしてきました。
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