MY DIARY

先日、取引のある金融機関のイベントで「納骨堂の見学会」というのがあり、
実家のお墓を移したがっている母を連れて行ってきました

駅から徒歩数分というアクセスの良い場所で、建物も立派でした。
広いフロアに和風・洋風の墓石が18基並んでいて、
ICカードをかざすと契約したその中の1つに墓碑銘やお骨が上がってきて
お参りできる仕組みになっていました。
墓石のフロアの下の階が納骨堂になっているので、
ちょうど立体駐車場を逆さにしたような仕組みです^^;
屋内なのでお墓が汚れることもないし、いつも生花やお線香は用意されているので
手ぶらでお参りに来れます。
初期費用と年間管理料はかかりますが、
もし継ぐ人がいなくなって管理料を払えなくなったら、
合祀納骨堂に移して永代供養してくれるというのもいい仕組みだと思いました。
葬儀や法事などができる部屋もあり、火葬以外のことはすべてできるとのこと。
きれいな精進料理のお昼もいただいてきました。

結構気に入りましたが、やはり「企業」ですから、
もし倒産とかしたらどうなるのかな…というのは気になります。
駅に近い立地なので、駐車場がそれほどたくさんはなく、
お盆やお彼岸など混む時期は停められるかなぁという心配も。
あと、カードを持っていないとお参りに来れないという事がちょっと面倒だな…と思いました。
カードは複数作れるので親戚などには渡して置けばいいのでしょうが
知人などがお参りしたい…なんていうときには困るなぁと思いました。
でも、納骨堂なのですから、これは仕方ないことでしょうし、
これからはあまりお墓参りに行くなんて時代ではないのかもしれません。

母もすっかり気に入って、早くしよう、なんて言っていたのですが
後で話したら、墓石は各家専用のものだと思っていたとのこと。
色々説明してくれてたのに、何を聞いてたの～
改めて共用だと説明したら「それじゃあねぇ」ですって。
子供や孫たちに負担をかけないためにお墓を移したいと言っているのに
また墓石を持ったら、これまでと一緒じゃない
母の考えが分からなくなってしまいました。
とりあえず、来月は葬儀社主催の樹木葬セミナーに行く予定です。
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いまどきの納骨堂 変わりゆく供養とお墓のカタチ [ 井上 理津子 ]

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