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テーマ:老親とのつきあい方(128)
カテゴリ:実家
少し涼しくなってきたので、母を連れて実家の見回りに行ってきました
本当は台風15号の後、早めに様子を見に行った方がいいのかも…と思ったのですが あまり早いと、道路の状況(倒木など)や停電や断水も心配で、少し間をおきました。 実家に着き、ブレーカーをあげ、電気がつくのを確認 水道の元栓を開けて、水の出るのを確認 家も大きな被害はなかったようで、大きな植木鉢がひっくり返っていたり 古い雨戸の戸袋の一部が壊れたりした程度でした。 今回の一番の目的は、お墓のある菩提寺への確認作業でした。 ・父母の葬儀は私の家の近くの葬儀場で行う予定だが、お坊さんもこちらで手配していいか。 ・そのようにした後、納骨はここのお墓にしてもらえるか。 ・お墓を移転する事は可能か。 ちょうど御前様がいらしたので、単刀直入、聞いてみました。 すると、思いがけずすべてOKとのことでした。 (お墓の移転には離檀料が必要ですが) こちらでの葬儀は問題ないと思っていたのですが、 御前様がこちらまで来るというんじゃないかと思ったのです。 そうなると、移動や宿泊などの手配も必要だし、お布施も結構高そう。 また、もし葬儀に来てもらわなかった場合、納骨を断られるかも…という心配もあったのです。 お墓を移転の可否は以前母も聞いたそうですが、改めて確認できました。 また墓石の撤去は決まった石材店でないとダメというお寺もあるそうですが、 それも自由でいいそうです。 そのお寺でも納骨堂を作っているそうです。 そんなこともあって御前様も理解があったのかな。 時代の流れなんでしょうね。 これで母の心配が少し減り、私もほっとしました。 永代供養納骨堂 もう一つの目的は、実家の隣町の老人ホームに入居している母の姉に会いに行くことでした。 6人きょうだいの母の一番上の姉です。 うちの母と違って趣味も交友関係も多才で、老後を楽しんでいた伯母でしたが 今年もらった年賀状には「字が書けなくなりました」と書いてあったし 先日母のところに届いたはがきは文面も怪しくなっていました。 母もいつまでこうして外出できるかわからないし、 お葬式に駆けつけるよりは、お互いまだ大丈夫なうちに会っておいた方がいいのでは…と 私が提案しました。 でも事前に母が電話しても留守電になっているし、返信もないとのこと。 会えるかどうかわかりませんでしたが、一応行ってみました。 受付から部屋に電話してもらうと、在室していて、部屋に行っていいとのこと。 このホームは自立状態でしか入居できないため、部屋は普通のマンションのようでした。 今年90歳ですが、身ぎれいにしているし、姿勢はいいし、杖もつかずに歩いていました。 ただ言葉が少し出にくくなってしまったようで、あまり会話はできませんでした。 でも数年ぶりに妹と会えたのは嬉しかったようで、 にこにこと母の話を聞いたり、昔のアルバムを見せてくれたりしました。 帰り際はわざわざホームの玄関まで出てきて、手を振って見送ってくれました 母も思ったより元気そうな姉の姿を見て安心したようです。 今回はこれらの用事があったため、家の片づけはほとんどできませんでした。 ただ、地元のシルバー人材センターに作業をお願いしてあったため 草ぼうぼうだった庭はかなりさっぱりとしていました。 中も早く片付けて、次の段階に行きたいのですが… 「今回の台風で家がダメになってしまった人に貸してあげてもいいのに」と母は言いますが こんなに片付いていないんじゃ借りた人も困っちゃうでしょうね^^; お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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