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カテゴリ:長谷川博己
大好きな長谷川博己さん主演だというのに、始まる前から色々あった「麒麟がくる」、
先日ついに最終回でした。 全44話放送されて本当に良かったです。 思い返せば「十兵衛大活躍!」というようなシーンはあまりなかったような気がするけれど 色々な人たちと関わることで、彼がどんな風に生き、考え、 最終的に「本能寺の変」に至るかが丁寧に描かれていたような気がします。 本当は大好きだった光秀に攻め込まれた信長の姿も切なく、 戦場と化した本能寺を見つめる光秀の姿にも胸に迫るものがありました。 若い時に出会い、長い時を共に過ごしてきた二人なのですから。 これまで裏切者として描かれてきた明智光秀ですが、本当はこうだったのかもしれない、 信長を殺したくて殺したのではなかったのだろう…そう思えるストーリーでした。 長谷川博己さんのスマートで知的な雰囲気もあって、 「麒麟がくる」で彼のイメージはかなり良くなったことでしょう。 一般的に光秀は、山崎の戦のあと落ち武者狩りにあい、最期を迎えると描かれることが多いですが 「麒麟がくる」では、生き延びていたのでは…と思わせるような終わり方でした。 本能寺で勝利した後「光秀は敗れた」というナレーションで話は急に3年後の世界へとんだことと、 光秀らしき侍が馬で駆け抜けていくというラストシーンとで 彼の悲惨な最期の姿を見ることはなくて良かったと思う一方 急に彼がいなくなってしまったようで、ぽっかりと心に穴があいたような気持になりました。 これが「ロス」ってやつですかね… 最終回をもう一度見ようと思っているですが、まだ考えるだけで泣きそうな状況なので 見ることができていません。 大河ドラマ 麒麟がくる 完全版 ブルーレイ BOX 全巻セット(第壱集・第弐集・第参集) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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