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テーマ:最近の出来事(559)
カテゴリ:お出かけ
久しぶりにプロオケの演奏会を聴きに行ってきました。
NHK交響楽団の千葉県文化会館での公演です。 NHK交響楽団演奏会チラシ たまたまチラシを見て、大好きなラフマニノフ3番の入ったプログラムだし、 指揮は広上淳一さんだし、行きたいな~と思っていたのですが、 緊急事態宣言中だとか、父の入院などもあったので チケットを買うのを迷っていました。 でも、近くでこんな演奏会を見れる機会もそうないだろうし (千葉県文化会館での公演は26年ぶりだとか!)…と思って申し込みました。 公演まで1週間をきっていたので、もうあまりいい席はないだろうと思っていましたが 18列17番という結構いい席が取れました。 ちょっとおめかし(?)の外出は本当に久しぶりで、 使おうと思ったバッグの持ち手はカビっぽくなってました 仏事以外でパンプスを履いたのもいつ以来だろう^^; 電車に乗ったのも2か月ぶりでした。 駅で驚いたことが2つ。 まずオレンジカードが使えたこと。 片付けしていて出てきた1000円のオレンジカード、券売機でちゃんと使えました。 (5000円以上のは9月30日で使えなくなるそうです) もう一つは電車のデザイン。 乗りなれた車両がいつの間にかおしゃれな感じに変わっていました 久しぶりの千葉県文化会館です。 千葉県でのALFEEのコンサートも近年は市川市文化会館だけになっていましたが、 以前は年に2回くらいここに来てくれていました。 初めて「コンサート」というものに行ったのもここで 中3の時にツイストを見に来ました。 娘の中学・高校での音楽コンクールでも来たし、息子の学校説明会でも来ました。 子供の頃、親にバレエを見に連れてきてもらったこともありますし、 中学の時には自分もこのステージで歌ったこともあります。 色々な思い出が詰まった会館です。 そして開演。 コンサートマスターは千葉県出身の伊藤亮太郎さんでした。 1曲目はラフマニノフの「ピアノ協奏曲第3番」。 2014年、娘が大学2年の時のオケの定期演奏会での1曲でした。 その後2016年に辻井伸行さんがソロのを娘と一緒に聴き、今回で3回目でした。 演奏が始まってすぐに感じたのは、音がとても澄んでいる事。 美しい音色にふわ~っと包まれる感じがしました。 ピアノの小山実稚恵さんはほっそりした方なのに、とてもパワフルな演奏でした。 指先が見える席でしたが、手がつってしまわないんだろうかと思うほどでした。 圧巻の演奏が終わったとたん、どっと拍手が沸き起こりました。 「ブラボー」の声を出してはいけなかった分、力強い拍手だったと思います。 ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番/ピアノ・ソナタ第2番 [ 反田恭平 ] 休憩を挟んで2曲目はボロディンの「中央アジアの草原にて」。 ゆったりとした曲で、広々とした景色が目に浮かぶような曲でした。 ここからはピアノがなくなったので、指揮者の姿も良く見えるようになりました。 テレビでしか見たことのなかった広上淳一さんは、思っていた以上に小柄な方でしたが とても表情豊かな、流れるような指揮でした。 ボロディン:交響曲第2番 中央アジアの草原にて|だったん人の踊り他 [ ロリス・チェクナヴォリアン ] 最後はストラヴィンスキーの「火の鳥」(1919年版)。 2017年に、娘が今所属しているオケの演奏会で聴きました。
子供達が小さい時にも聴いたことがあるのですが、そういえばその時もこの会館でしたっけ。 過去2回はバレエ付きだったので、オケだけのは今回が初めてでした。 「序奏」の冒頭はコントラバスが大活躍だったんですね。 「魔王カスチェイの凶悪な踊り」はトロンボーンやチューバの方が 忙しくミュートの付け外しをしているのも印象的でした。 チューバのミュートの巨大さにもビックリ 「終曲」はとても華やかなフィナーレなのですが、 最後の弦楽器が一斉に音を出し続ける部分(下の動画では22分46秒あたりから)では、 チェロのみなさんが楽器が揺れるくらいのすごい勢いで弾いているのがちょっと感動的でした。 ストラヴィンスキー:「火の鳥」組曲(1919年版)/春の祭典 [ マリス・ヤンソンス ] 鳴りやまない拍手に応えてのアンコールはハチャトゥリアンの「仮面舞踏会」のワルツ。 広上さんは時々ジャンプをしたりしながら、まさに踊るように指揮をしていました。 オケのメンバーもなんとなくリラックスムードで、素敵な演奏でした。 この時は忘れていましたが、この曲も娘が高校の時のオケの演奏会で弾いていました。 Khachaturian ハチャトゥリアン / 『ガイーヌ』、『仮面舞踏会』、『スパルタクス』より ラザレフ&ボリショイ響 輸入盤 【CD】 約2時間、とても気持ちの良い時間を過ごすことができました 娘がオケに入ってくれたおかげで素晴らしいたくさんの曲と出会うことができましたし クラシックを聴くという趣味ができたり、 わざわざチケットを買って演奏会に行くという機会を持つこともできました。 オケに入ってくれてありがとう、続けてくれてありがとう、という気持ちです。 思えば卓球も息子がしていなかったら見る機会もなかったと思います。 自分が知らなかった絵本や歌に出逢ったりもしたし、 子供のおかげで人生が豊かになったことって結構あったんだな、と 改めて感謝しているこの頃です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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