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テーマ:最近の出来事(559)
カテゴリ:好きな物
以前高見沢さんの小説が掲載されているオール読物を図書館で読んだ時に、
一緒に載っていた「少年と犬」の一部を読みました。 その時はつづきが気になったのですが、結局そのままで、気づいたら2年近く経ってました^^; で、先日図書館で借りて、やっと全部読みました。 大人になってからあまり読書をしていませんが、 小説はたまに読み始めると、つづきが気になってどんどん読んでしまいます。 これもそうでした。 常に南西の方向を気にしている犬、多聞(タモン)。 彼に関わるちょっと問題のある人たち。 変な感想ですが、読んでいてまず思ったのは、 人ってなんて簡単に死んでしまうんだろう、という事でした。 どんな人でも色々な人達と関わりながら人生を歩んできたのに、 死って本当にあっけなく訪れるんだな、と。 最後の展開には涙したけれど、この1冊の中にあまりにもたくさんの「死」が出てきて そんな事を思ってしまいました。 (「人って簡単に死ぬ」そう感じた矢先の安倍元首相の死。本当に驚きました。) 少年と犬 [ 馳 星周 ] また、先日も図書館にオール読物最新号の高見沢さんの小説「特撮家族」を読みに行ったのですが (買わなくてごめんなさい^^;) 図書館が涼しくて気持ち良かったので、もう少し居てもいいか…と 同じ本に載っていた辻村深月の「五年目の受験詐欺」というのも読んでみました。 これが思っていたよりも面白く…というか 主人公の母親と次男の関係に、自分と息子を重ねて読んでしまって、 ちょっとうるっとしてしまいました。 オール讀物 2022年 7月号 [雑誌] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022年07月09日 09時31分44秒
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