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テーマ:散歩・散策(160)
カテゴリ:お出かけ
辻回しが行われる四条河原町の交差点は、8時45分頃にはすでにものすごい人でした
せっかくなので注連縄切りから見ようと、四条麩屋町あたりに向かいました。 9時に巡行が始まり、長刀鉾が長い真木をゆ~らゆ~ら揺らしながらゆっくり近づいてきます。 四条通りに貼られた注連縄の手前で止まり、板のようなものが前方に持ち出されたので、 「なんだろうね?」と娘と話していたら、 近くにいた方が「まな板」と教えてくれました。 てっきり宙に浮いた縄を切るのだと思っていました^^; 注連縄がまな板の上に引き寄せられ、後ろにいるお世話役(?)さんに操られるようにして お稚児さんが刀を抜き、振り下ろしました。 1度目で切れなかったのですが、2回目で切れて拍手が沸き起こりました。 くじで決まった順番に次々と山鉾がやってきます。 <孟宗山> <保昌山>…初めて見ることができました。 <郭巨山> <函谷鉾> <白楽天山> <油天神山> <月鉾> 次はくじ改めをしているあたりに行きました。 ちょうど蟷螂山の番でした。 紅白の幕に遮られてしまって奉行役の京都市長さんの姿は見えません^^; 山の行司が扇で器用に文箱のひもをほどき、奉行に差し出します。 くじを受け取った奉行が「蟷螂山 山 第6番!」と読み上げた後、 行司が扇でひもを勢いよく文箱に巻きつけると「おお~」と拍手が沸き起こりました。 扇を広げ合図をすると、山が再び進み始めます。 行司さんの一連の所作はとてもカッコ良くて、花形だな~と思いました。 (そういえば宵山のとき、くじ改めの練習をしている山を見かけました) <蟷螂山>…カマキリが鎌を振り上げたり羽を広げたりと元気に動いていました 見えづらいですが、水引も角金物もカマキリです。 山伏山の行司は小学校低学年くらいの男の子。 一生懸命ポーズを決めている姿がとてもかわいらしく、和やかな空気に包まれました <山伏山> <霰天神山> <鶏鉾>…豪華な見送り 鶏鉾を追いかけるように四条河原町の交差点へ移動し、辻回しを見ました。 音頭取りの掛け声に合わせて大きな鉾がギシギシと向きを変えるところは大迫力でした。 (左のビルの上の方にいるのはNHKの生放送中の佐々木蔵之介さんたち) <綾傘鉾>…交差点で棒振り踊りが披露されました。 宵山では傘は1つでしたが、巡行では2つありました。 <占出山>…舁き山の辻回しは、みんなで担ぎ上げて1~2回くるっと回ってから方向転換、 という形でした。 山も相当重いのでしょうから、担いで回るのも大変そうでした^^; <芦刈山>…前の菊水鉾が辻回し中なので待ってます^^; もっと見ていたかったのですが、残りあと5基のところでタイムアウトになってしまいました。 山も鉾も巡行用のとびきりの懸装品をつけていましたし、 特に宵山では真松しか飾っていないところがほとんどだった山は、 きれいに飾り付けられた姿を見ることができました。 雨除けのビニールも外されて、とても豪華で素晴らしい巡行でした。 たくさんのお囃子の人や屋根の上にも人を乗せて、 ギシギシいいながら進む鉾は迫力がありました。 鉾の前に乗る音頭取りさん達がカッコよかった 天気予報は外れ、青空ものぞくいいお天気で良かったです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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