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テーマ:散歩・散策(160)
カテゴリ:お出かけ
祇園祭前祭の山鉾巡行の翌日には、早速後祭の鉾建てが始まるとの事。
後祭で気になっていたのは、これまで休み山だった鷹山です。 2019年に宵々山の京都に行った時に、 街のショーウインドーにミニチュアの山鉾が並べてあるのを見たのですが、 鷹山の代わりにかわいらしい鷹みくじが並べられていたりしたこともあって、 ちょっと気になる存在でした。 それが今年、196年ぶりに曳山として復活することになったんだそうです。 しかも鉾建ては18日の朝から始まるとのこと。 これは見に行かなくては! チェックアウトした後、再び山鉾町へ向かいました するとちょうど長刀鉾の解体をしているところに出会いました。 てっきり山鉾巡行が終わった後、当日中には解体されてしまうと思っていたので 嬉しい出会いでした ウインチ(?)で徐々に鉾が倒れていきます。 倒れてみると、とても大きいという事が改めて良くわかりました。 先端についている長刀だけでこのサイズですから(布がかけられています) 小さく見えた赤熊もこのサイズ! ほどいた縄を1本いただくことができました さらに西に進むと函谷鉾も解体中でした。 鉾建はまず大船鉾を見に行きましたが、まだ始まったばかりのようでした。 鷹山へ着いたのは11時くらい。 もう中心のやぐら部分は出来上がって、真松が横になって置かれていました。 あと30分くらいで建ちあがるとのことだったので、見ていくことにしました。 ところがまだ色々準備があるようで、なかなか建ち上がる気配がありません。 娘はお昼に友達と会う約束をしていたので、11時半ころ後ろ髪をひかれつつ離脱。 夫も仕事があるからと先に帰ることになり、私一人で待ち続けました。 ほとんどは新品の鷹山ですが、他の山鉾から譲り受けた部品も使っているとのこと。 車輪が付く部分(だったかな?)は放下鉾の物だそうです。 またお手伝いに近くの北観音山の人も来ていました。 みんなが注目する中、まずやぐらが倒され、そこに真松が挿され、 真松には雉も付けられました。 13時過ぎ、ついに真松と共にやぐらが建ち上がると、たくさんの拍手が沸き起こりました。 思っていたよりもかなり高さがありました。 真松の雉 お昼を食べてから再び娘と合流し、娘の希望で再度鷹山を見に行きました。 もうすぐ車輪がつくという感じでした。 通りには鷹山の復活を記録した写真展をしているところがあり、それも見ました。 長年にわたってのたくさんの人たちの思いがこのような形になって、 本当に良かったなぁ、と思いました きれいに飾り付けられ、街を行く姿も見てみたかったです。 また、写真展のところで「礎石」というものの存在を知りました。 鉾建ての位置を示すものだそうで、帰り道、改めて気にしながら街を歩くと、 それぞれの山鉾町にちゃんとありました。 山鉾が建っていない時でも祇園祭を感じられますね。 最後にもう一度大船鉾に寄りました。 午前中よりはだいぶ形になっていましたが、完成まで2日半くらいかかるんだそうで まだまだ大変そうです。 夕食にするには早かったので、祇園の都路里で特選都路里抹茶パフェを食べて 京都を後にしました メインは貴船の川床だったはずなのですが、 思いがけずたっぷりと祇園祭を楽しんだ3日間でした お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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